aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

社会

【読書】科学者と戦争/池内了 いかなる立場で科学研究を行なうのか

池内了の科学者と戦争。作ったものに対する責任を無条件に捨てることはできるのか。科学者は何のために研究を行なうのか。

【読書】死神の浮力/伊坂幸太郎 死神が人間たちに正論を説く。大真面目に。

伊坂幸太郎の死神の浮力。死神が人間たちに正論を説く。死と隣合わせにある彼らは何を思うか。かくも儚い人間たちに。

【読書】宇宙のあいさつ/星新一 地球とかいう星の住民たちの実態

星新一の宇宙のあいさつ。ショートショートというカテゴリを創った星新一。宇宙人が描く、地球とかいう星の住民たちの実態

【読書】経済を身近に感じるためにオススメの10冊

経済を身近に感じるためにオススメの10冊。あまり学校で教えてもらえない経済を本から学ぶ。オススメ本の紹介。

【読書】掏摸/中村文則 惨めさの中で、世界を笑った連中

中村文則の掏摸。逃げることができない、支配された人生。社会から外れた人間たちの苦しみと、自分に選択権のない人生の恐ろしさを目の当たりにする。

【読書】本と流通/Human And Bookstore 本を愛する人にこそ、裏側も知ってほしい

Human And Bookstoreの本と流通。書店で本が並ぶまでの仕組みをまとめた一冊。新しい本屋の取り組みを知ることが出来る。

【読書】動物化するポストモダン/東浩紀 オタクの変遷は社会の変遷。今後我々はどこに向かうのだろうか

東浩紀の動物化するポストモダン。オタク文化に焦点を当てることで現代社会の構造を分析する。人は何にすがりながら生きているのか。

【読書】旅のラゴス/筒井康隆 一度まっさらになった世界において、文明は再び旅を始める

筒井康隆の旅のラゴス。ものに依存することで人間は能力を失う。文明がなくなったことで、人間たちは知恵を取り戻す。

【読書】夜を乗り越える/又吉直樹 なぜ本を読むのか

又吉直樹の夜を乗り越える。人はなぜ本を読むのか、その疑問に対して、著者が苦しみながらも答える一冊。本を読むことは自分を知ることだ。

【読書】無限論の教室/野矢茂樹 たまには数学と哲学の世界に入り込んでみよう

野矢茂樹の無限論の教室。数学と哲学、ともに実生活において意識しづらい学問。たまにはそんな世界に足を踏み入れてみるのはどうだろうか。

【読書】銀行総務特命/池井戸潤 ドラマ、花咲舞が黙ってないの原作

池井戸潤の銀行総務特命。勧善懲悪のすっきりとした物語である一方、銀行の組織や人間に問いかけを放つ。社会に、もう一度考える心を。

【読書】ローカル線で行こう!/真保裕一 地方赤字鉄道への力強い応援歌

真保裕一のローカル線で行こう!。テーマは赤字ローカル鉄道の再生。一人のひたむきでまっすぐに突き進む人間が世界を変えていく。

【読書】タックスヘイブン/橘玲 世界を股にかける国際金融知的小説

橘玲のタックスヘイブン。有名ファンドマネージャーの死の裏側に何が隠されているか。権謀術数渦巻く中でいかにして生き残るか。

【読書】東京どこに住む?/速水健朗 あなたは何を重視して住む場所を決めますか?

速水健朗の東京どこに住む?。東京には人が集まる。匿名性の中に、近隣の付き合いやグループができるといった可能性がある。

【読書】やりがいのある仕事という幻想/森博嗣 働くことって、そんなに大事?

森博嗣のやりがいのある仕事という幻想。仕事の中にやりがいを無理やり作るのではない。仕事は義務ではないのだから。

【読書】「超」整理法/野口悠紀雄 分類しない限り検索はできないと信じ込んでいないだろうか?

野口悠紀雄の「超」整理法。1993年の本であるが、時代遅れでは全く無い。むしろ現代も同じ悩みを抱えている人は多い。

【読書】なんとなく、クリスタル/田中康夫 時代を批判する小説

田中康夫のなんとなく、クリスタル。昔の若者の内面を描く。意外と現代と変化がなかったりする。時代を写す小説。

【読書】99.9%は仮説/竹内薫 なぜあの人には話が通じないのか

竹内薫の99.9%は仮説。真理だと思い込んでいるものは実は仮説であり、主観に左右されうるものである。

【読書】放課後/東野圭吾 容疑者は学校という名の得体の知れない集団

東野圭吾の放課後。著者のデビュー作である江戸川乱歩賞受賞作。学校という集団に隠された真理を描く。

【読書】64/横山秀夫 必ずや犯人を昭和六十四年に引きずり戻す

横山秀夫の64。事件本体は、どこにあったか。ゴールが見えないまま全速力で突っ走らされる。ミステリーの怪物。

【読書】国家の品格/藤原正彦 論理的に正しいことと善悪は別次元

藤原正彦の国家の品格。品格という言葉はそれを定量的に測るのが難しい。日本を誇りに思うために、立派な日本人であるために。

【読書】証券化の知識/大橋和彦 金融危機は前例踏襲と思考停止が原因なのか

大橋和彦の証券化の知識。2007年の金融危機を理解する際には、証券化という言葉に直面する。証券化自体が悪いのか、それとも使う人間が悪いのか。

【読書】無私の日本人/磯田道史 殿様にお金を貸し、貧しい宿場町を救う

磯田道史の無私の日本人。貧しい宿場町を救うために、商人が考えた方法は、殿様にお金を貸すこと。日本人の心意気を思い出させてくれる。

【読書】名もなき毒/宮部みゆき 社会というものは、常識を持った人たちで構成されている

宮部みゆきの名もなき毒。杉村シリーズ第二段。事件の影に見え隠れする人間たちの毒に驚愕しながら読み進める。

【読書】生物と無生物のあいだ/福岡伸一 生命は秩序を持った動的平衡系

福岡伸一著、生物と無生物のあいだ。科学と哲学の間を横断するような問に動的平衡系という概念で答えを導く。

【読書】誰か/宮部みゆき 入り組んだ社会を一人の人間の視点から切り取る

宮部みゆきの誰か。マスオさんこと杉村シリーズ第一段。探偵物の皮を被った人間ドラマ。

【読書】憧れの職業の視点になれるオススメ小説10選

憧れの職業の視点になれるオススメ小説10選。小説のいいところは、他者の視点を体験できること。

【読書】永遠とは違う一日/押切もえ 人の幸せと自分の幸せを同じ尺度で測ることはできない

押切もえの永遠とは違う一日。夢を追い続けること、諦めることの狭間で揺れ続ける人の心の葛藤が濃密に描かれている。

【読書】コーポレート・ファイナンス入門/砂川伸幸 企業は人とモノとお金でできている

砂川伸幸のコーポレート・ファイナンス入門。事業を評価し、資金を調達をする。その尺度を測るツールがコーポレート・ファイナンスである。

【読書】空飛ぶ広報室/有川浩 飛行機に乗れなくても空は飛べる

有川浩の空飛ぶ広報室。飛べなくなった元パイロットが広報として駆けまわる。世間に向かって自衛隊機を飛ばす。