aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

小説-宮部みゆき

【読書】長い長い殺人/宮部みゆき 殺人事件の顛末を財布が語る

宮部みゆきの長い長い殺人。殺人事件を語るのは関係者たちの財布。彼らは毎日、一番近い所から見ているのだ。長い長い物語は、やがて一つに収束する。

【読書】小暮写真館2 世界の縁側/宮部みゆき あなたは誰かの家の縁側に座っているだろうか

宮部みゆきの小暮写真館2 世界の縁側。人は繋がり合って生きている。つながる過程で優しさをぶつけ合うこともある。あなたの家の縁側には誰が座っているだろうか。あなたは誰の家の縁側に座っているだろうか。

【読書】小暮写真館1/宮部みゆき 信じるモノは写真の中に見えてくる

宮部みゆきの小暮写真館、第一巻。主人公は変わった家族。昔、写真館だった土地を買い取り、建物をそのままで住み始めた。そこには不思議な写真が持ち込まれるようになり・・・。

【読書】魔術はささやく/宮部みゆき 傍観者から当事者へ

宮部みゆきの魔術はささやく。偏見に塗れた環境下で少年は育つ。周りの悪意に触れ、どのように行動していくのか。

【読書】名もなき毒/宮部みゆき 社会というものは、常識を持った人たちで構成されている

宮部みゆきの名もなき毒。杉村シリーズ第二段。事件の影に見え隠れする人間たちの毒に驚愕しながら読み進める。

【読書】誰か/宮部みゆき 入り組んだ社会を一人の人間の視点から切り取る

宮部みゆきの誰か。マスオさんこと杉村シリーズ第一段。探偵物の皮を被った人間ドラマ。

【読書】ペテロの葬列/宮部みゆき 人間の弱さをまざまざと見せつけられる一冊

宮部みゆきのペテロの葬列。大企業の広報室に所属する杉村はバスジャックに巻き込まれる。動機の裏側には別の事件が。

【読書】今夜は眠れない/宮部みゆき 大金と不特定多数の群衆に壊されかけた家族がもがく

宮部みゆきの今夜は眠れない。突如舞い込んだ5億円。大金と不特定多数の群衆に壊されかけた家族がもがく。

【読書】理由/宮部みゆき 隣人はどんな人?希薄な繋がりが事件の原因

宮部みゆきの理由。近所付き合いが希薄なタワーマンションでの事件。希薄な繋がりと無関心が根底にある現代社会を象徴する一冊。

【読書】火車/宮部みゆき クレジットカードの背後に潜む恐ろしさ

カードって怖い! クレジットカードが普及した現代社会、その背後に潜む恐ろしさを描く。行方不明になった婚約者を探すことになったが、果たして誰なのか。不安に襲われながらも、流れるようにページをめくらざるを得ない。 「大企業を動かすのは、コンピュ…