社会-航空機
横山秀夫のクライマーズハイ。1985年の御巣鷹山の事故を題材にした小説。報道の正義はどこにあるか。報道は誰のために存在するのか。記者の葛藤と、仕事に対する情熱を目の当たりにする。
江上剛の翼、ふたたび。破綻したナショナルフラッグキャリア、JALをモデルとした小説である。彼らがどのように意識を変え、社員がどのようにして生まれ変わったのか。そこに学ぶのは、サービスの心。
未須本有生のファーストエンジン。航空機メーカー出身の著者が描く日本初の超音速エンジンプロジェクトが始動する。臨場感あふれる開発プロジェクト
小西透の負けてたまるか 国産旅客機を俺たちが作ってやる。日本は国産旅客機を作る力があるのか。それほどまでに困難な航空機製造、それを成し遂げることで再び日本は希望を取り戻す。
未須本有生のドローン・スクランブル。 元航空機エンジニアであり、推定脅威で松本清張賞を受賞した著者が描く一作。現場のリアルを描く著者の筆の強さに目を見張る。
C.サレンバーガーのハドソン川の奇跡。緊急着水したあの飛行機のパイロットが記す自伝。自分がなぜそこまでできたのか。仕事に対するプライドと矜持を知る。
杉山勝彦の日本のものづくりはMRJでよみがえる。MRJを起点に日本のものづくりにもメスを入れる本書。
杉浦一機著の日本の空はこう変わる。変わり続ける航空業界の実情。
Boeingの予測によればアジアは特に航空需要が増加傾向にある。日本のエアラインは今、攻め時。先日、ANAの中期経営計画が発表された。
黒木亮のシルクロードの滑走路。商社マンが主役の航空機を売るお仕事小説。作者は、都市銀行、証券会社、総合商社に勤務経験のある。真に迫った、緊迫感のあるディールが描かれている。
飛行機の値段っていくらでしょうか。そしてエアラインはどれぐらい持ってて、どうやって買っているのか。ANAの有価証券報告書を見ながらまとめてみた。航空機産業の未来は明るい。
推定脅威で松本清張賞を受賞した未須本有生の作品。軍事が絡んでくる航空機産業のお話。航空機産業ならではの官民にまたがるさまざまな思惑とやり取りを生々しく感じられる。
最近良く話題になる民間旅客機MRJ。航空機産業はインパクトが大きい、そこに日本の航空機が飛び込もうとしている。2015年に初飛行成功。初飛行から一ヶ月後、納入延期が発表された。いまのMRJは国産部品が少ない。