社会
東野圭吾の夢幻花。殺人現場から無くなった黄色い花。現代に残る負の遺産に対する問いかけ。
橘玲の(日本人)。日本人に対して抱いているイメージというものが実態と合っているのか。そして日本人の向かうべき方向とは。
杉山勝彦の日本のものづくりはMRJでよみがえる。MRJを起点に日本のものづくりにもメスを入れる本書。
楡周平の介護退職。東京で働く子どもと地方で暮らす親。ありふれた光景が一転、誰のそばにも存在する事態。
楡周平のプラチナタウン。高齢者と介護の問題は隣り合わせ。地方の財政難と介護問題を同時に解決するプラチナタウンをつくり上げる。
海老原嗣生の仕事をしたつもり。仕事をしている時間はどれだけか。仕事をしているフリをしている時間はどれだけか。
湊かなえの高校入試。告白で有名な湊かなえ。入試を運営する側の教師の視点から描かれている。様々な人間の思惑が重なって、事件は起こる。
養老孟司のバカの壁。話が通じないのはなぜか、そこに壁が立ちはだかっているからだ。
マキヒロチの吉祥寺だけが住みたい街ですか?第二巻。紹介される街は「秋葉原」、「蔵前」、「経堂」、「神楽坂」。改めて、引越ししたくな。る
山崎亮のコミュニティデザインの時代。行政に頼り切りになるのではなく、当事者としてまちづくりを考える。
伊坂幸太郎のモダンタイムス。検索に支配される世界。魔王から50年後の世界で権力を相手に立ち向かう。
モヤさまで人気の狩野アナ著、半熟アナ。女子アナという色眼鏡なしに、狩野恵里という人の生き様を知るために読んで欲しい。
植松努のNASAより宇宙に近い町工場。北海道にロケット開発を行う町工場がある。憧れを高望みと切り捨てる社会に立ち向かう熱い男。
竹内一正著、スティーブ・ジョブズ 人を動かす神。iphoneを作った男はなぜ能力のある人たちを率い、動かすことができるのか。
朝井リョウの何者。就職活動をテーマに、自分の人となりについて考えさせられる。
伊坂幸太郎の砂漠。社会という砂漠に出て行く前にもがく大学生。この本を読み終えたらきっと西嶋のファンになる。
深見真のPSYCHO-PASS。劇場版も作られた人気アニメのノベライズ。舞台はシステムに支配された近未来で足掻く。
瀧本哲史の武器としての決断思考。決断の仕方は学校では教えてもらえない。どのようなプロセスで最善策にたどり着くか。
新海誠の言の葉の庭。劇場版にはなかった物語がふんだんに盛り込まれている。雨が降ったら新宿御苑に行きたくなる。
外山滋比古の読みの整理学。身近な文章は簡単に読めるけれども、馴染みがない分野の話を読むことが苦手。そんな人に。
池上彰の伝える力。彼の説明は端的でわかりやすい。説明がうまくなりたい人、自分の得た情報や感情をいかに伝えるか悩んでいる人へ。
池井戸潤の七つの会議。半沢直樹、下町ロケットで大人気の池井戸潤。今度は中堅メーカーの中に潜む問題を描く。
常見陽平の僕たちはガンダムのジムである。サラリーマンをジムに例える。全員が主人公であるガンダムになる必要はない。世の中を動かすのはジムなのだ。
苅谷剛彦の知的複眼思考法。知識を蓄えることと、考えることは違う。考えるための手段をわかりやすく教えてくれる本書。
宮部みゆきの理由。近所付き合いが希薄なタワーマンションでの事件。希薄な繋がりと無関心が根底にある現代社会を象徴する一冊。
ヘンリー・ミンツバーグの私たちはどこまで資本主義に従うのか。資本主義について、皆、何かおかしいと気づいているのではないだろうか。いつまでも市場が解決してくれるなどと思ってはならない。
いつかティファニーで朝食をで有名なマキヒロチの作品、「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」。不動産会社を営む姉妹が語る街の魅力に惹かれていく。
フローレンスの起業家、駒崎弘樹の「社会を変える」を仕事にする。働きやすい社会を、生活しやすい社会を、生きやすい社会を作るために働く社会起業家とは。
アニメのノベライズ、神山健治の東のエデン。100億で閉塞感に包まれた日本を助けてくれと依頼される。現代社会の閉塞感を打開すべく奔走する。
糸井重里・ほぼ日刊イトイ新聞の著作である「できることをしよう」。震災から五年。被災した後、皆、肩肘張らず、背伸びしすぎず、でも自分に出来ることを続けた。