aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書】君の名は。/新海誠 私は、僕は、だれかひとりを、ひとりだけを、探している

新海誠の君の名は。話題になった映画、小説バージョン。小説ならではの面白さ、視点の深掘りができる一冊。映画と小説どちらも甲乙つけがたい。

【読書】患者は知らない医者の真実/野田一成 元NHK記者から医者になった著者が語る

野田一成の患者は知らない医者の真実。元NHK記者の医者が内情を書く。お互いの信頼関係が重要視される世界で、何故すれ違いが生じるのか。相互理解を進めるための一冊。

【読書】ようこそ、わが家へ/池井戸潤 弱い主人公の頑張りから、勇気をもらえる

池井戸潤のようこそ、わが家へ。池井戸潤史上、一番弱い主人公かもしれない倉田。弱いながらも必死に頑張り、家族を守る姿に感動と勇気をもらえる

【読書】ちょっと今から仕事やめてくる/北川恵海 働く人たちに向けた優しい物語

北川恵海のちょっと今から仕事やめてくる。ブラック企業につとめるサラリーマンが自殺前に助けられ、立ち直っていく物語。優しさの塊。

【読書】世界が絶賛する「メイド・バイ・ジャパン」/川口盛之助 日本に誇りを持て

川口盛之助の世界が絶賛する「メイド・バイ・ジャパン」。天然資源を持たない日本が生き残るためにどうすればいいのか。日本の魅力を考える。

【読書】何もかも憂鬱な夜に/中村文則 犯罪と死刑、そして生と死

中村文則の何もかも憂鬱な夜に。主人公は刑務官。彼は自分が担当している未決囚の中に、何かしら自分に似たところを見つける。生々しい感情が見え隠れする一冊。

【読書】ONE 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子/内藤了 捜査に先入観は禁物だ

内藤了とONE 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子。ZEROを前編、ONEを後編とする物語。狙われる比奈子とZEROがONEになる瞬間がここにある。

【読書】言ってはいけない/橘玲 不愉快な現実を書いた一冊

橘玲の言ってはいけない。何が不愉快か、それは遺伝、見た目、教育に関するデータたちだ。客観的にみた統計の話。

【読書】美人薄命/深水黎一郎 老婆は笑顔で言う、美人薄命と

深水黎一郎の美人薄命。ボランティアを通して出会った老婆と大学生。二人の触れ合いは老婆の昔の思い出を呼び起こす。そしてその中に込められた思いが明らかに。

【読書】ZERO 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子/内藤了 どうか彼を救ってください、ZEROからONEになる前に

内藤了のZERO 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子。藤堂シリーズ第5作。今回は第二作で登場した犯人と、それに憧れを抱く新たな人間が登場する。何が人を悪の道に引きずり込むのか。

【読書】LEAK 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子/内藤了 事件の背景にある大きな闇を見つめて

内藤了のLEAK 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子。人の闇を知る。理由を知る。原因を知る。何を訴えかけたいのか、何を求めているのか。

【読書】約束の海/山崎豊子 山崎豊子の絶筆

山崎豊子の約束の海。彼女の思いがつまった戦争と自衛官の物語。日本にとって他人事ではない、そして目を背けてはいけない現状に対して警鐘を鳴らす。

【読書】AID 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子/内藤了 汝が深淵を覗くとき、深淵もまた汝を覗き返している

内藤了のAID 猟奇犯罪捜査班 藤堂比奈子。シリーズ3作目、今度のテーマは自殺サイト。人が過ちを起こすのはいつだろうか、そしてきっかけは。

【読書】人工知能と経済の未来/井上智洋 汎用人工知能の普及の果てに訪れる世界は

井上智洋の人工知能と経済の未来。AIによって資本家と労働者の格差が広がる未来において必要になるのは、社会福祉たるBIである。

【読書】武器輸出と日本企業/望月衣塑子 日本はどのような国になっていくのだろうか

望月衣塑子の武器輸出と日本企業。武器を輸出すること、それは戦争が増えれば儲かるという市場に手を出すこと。果たして平和主義を標榜している日本に馴染むのか。