2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
フローレンスの起業家、駒崎弘樹の「社会を変える」を仕事にする。働きやすい社会を、生活しやすい社会を、生きやすい社会を作るために働く社会起業家とは。
アニメのノベライズ、神山健治の東のエデン。100億で閉塞感に包まれた日本を助けてくれと依頼される。現代社会の閉塞感を打開すべく奔走する。
糸井重里・ほぼ日刊イトイ新聞の著作である「できることをしよう」。震災から五年。被災した後、皆、肩肘張らず、背伸びしすぎず、でも自分に出来ることを続けた。
伊坂幸太郎のPK。全部まとめて長編というほどではないが、繋がっている中編が3つ。現代社会を生きる我々に、無関心であるな、と警鐘を鳴らしているような一冊。
福沢諭吉の名著、学問のすすめ。現代語訳で非常に読みやすい。現代に充分に通じる内容であるし、今の政治に無関心な国民性に対し活を入れてくれる。
東野圭吾の鳥人計画。スポーツ科学を題材にした犯人の探偵当てミステリーである。また科学とスポーツの関わり方に東野圭吾らしく問いかけを投げる作品でもある。
道尾秀介の鬼の跫音。過去に犯した罪や出来事に怯える人間たちの物語。人の中にすむ鬼を目の当たりにする。
横山秀夫の半落ち。警察官による妻殺し。自首しているが、事件後の行動は黙秘。彼は何のために生きているのか。
杉浦一機著の日本の空はこう変わる。変わり続ける航空業界の実情。
道尾秀介の球体の蛇。嘘と真実が織り交ざり、重なりあった先にあるもの。ほんの少しのきっかけが、些細な出来事が分水嶺になっている、そんな小説。
内田樹 編の日本の反知性主義。知性とは何か。知的とは、何かを学ぶことで加算していくのではなく、その都度枠組みを刷新していくことである。
戌井昭人の小説、俳優・亀岡拓次。主人公の亀岡拓次は37歳の脇役俳優。大きな役を射止めるよりも、地方ロケでいい居酒屋に巡り合えればそれでいいという亀岡。味のある男、亀岡拓次の魅力にとりつかれる一冊。
原田マハの本日は、お日柄もよく。スピーチライターという特殊な職業にスポットが当たる、元気が出る激アツお仕事小説。
目を背けてはいけない 書店に平積みされ、圧倒的な存在感をはなつ。 あまりの分厚さに気後れしながらも、帯のワードたちに引きこまれた。 教団X 新品価格¥1,944から 現代社会に蔓延る様々な問題について、考えるきっかけをあたえてくれる本。 主人公がある…
朔立木の死亡推定時刻。スリリングな冤罪小説であり、人々の思いが、事実を捻じ曲げてしまう恐ろしさを感じる。禍福はあざなえる縄の如し。
マーク・ピーターセン著の日本人の英語。学校教育では暗記するものとしてしか教えてもらえない英語。論理的に、何が違うのかを教えてくれる本書。
宮下奈都の羊と鋼の森、2016年キノベス第一位の本書。主人公がピアノに魅せられていくのと同時に、僕も引きこまれた。気づいたら自分も背中を押されているような、そんな本。
吉田修一の怒り。殺人事件が起こり、犯人は逃亡し、1年が過ぎる。自分の周りにいる身元不明者を信じることができるのか。あざなえる縄のごとき物語。
西成活裕の渋滞学。なぜ渋滞は起こるのか。分野横断的な発想で挑む学問であり、非常にわかりやすく、イメージしやすく書かれている。
Boeingの予測によればアジアは特に航空需要が増加傾向にある。日本のエアラインは今、攻め時。先日、ANAの中期経営計画が発表された。
黒木亮のシルクロードの滑走路。商社マンが主役の航空機を売るお仕事小説。作者は、都市銀行、証券会社、総合商社に勤務経験のある。真に迫った、緊迫感のあるディールが描かれている。
生物学者による、働かないアリに意義があるという題名の本作。アリの行動の中に人間社会が見える。アリの生態を学びながら、自分たちの生き方の参考にできる、そんな一冊。
最近多い、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故。原因はAT車だからではないか。アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故をなくすためにMT車に乗ろう。
デスノートコンビである大場つぐみと小畑健の新作プラチナエンド。天使の力をもらった少年が、同様の力をもつ12人と対決するという話。今回は、同じ力を持った人間たちが、それぞれ違った使い道を見出す。
西尾維新の戯言シリーズ第二作、クビシメロマンチスト。人識との邂逅。ハイテンションかつ、ハイセンスなギャグを繰り出してくるクラスメイトも。
降田天の女王はかえらない。このミステリーがすごいで大賞に選ばれた本作。学校という社会につくられるヒエラルキーがメインテーマ。そしてこのミスらしく、あっと驚かされる仕掛けが至る所に存在する。
現在の銀行の成り立ちを教えてくれる一冊。銀行とは何か。預金者は銀行にお金を貸しているのだ。本書は、経営者に焦点を当て、物語のように読ませてくれる。非常に興味深く、また知識欲も満たしてくれる一冊。
瀧本哲史の戦略がすべて。帯の言葉は、「バカは市場で勝ち残れない」。資本主義社会で生きていくために何が必要なのか。社会で成功しているモデルは何か。
飛行機の値段っていくらでしょうか。そしてエアラインはどれぐらい持ってて、どうやって買っているのか。ANAの有価証券報告書を見ながらまとめてみた。航空機産業の未来は明るい。