2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ロバート・アラン・フェルドマン著のフェルドマン博士の日本経済最新講義。日本人が書いてる本よりも、何となく信頼できるような気がして。外の人から日本という国はどう見えているのだろうか。
道尾秀介さんの笑うハーレキン。文庫化に伴い、読了。人は仮面をかぶりながら生きている。仮面を外すとき、世界が変わる。
森見登美彦さんの夜は短し歩けよ乙女。こじらせ系先輩と天然系後輩のもどかしくなるようなファンタジー恋愛小説。中村佑介さんの表紙の絵も魅力的。登場人物は基本的に変人ばかり。
国会議員の仕事ってなんだろう。国会中継は長いし、議題はまとまっていない。批判ばかりで個人が失われている。もっと国のためになることを、そして国のためにやっていることを見せて欲しい。
相手を思うがゆえに、お互いに錯覚し、勘違いし、合理化し、それを気づかぬまま時は過ぎる思いのすれ違いが生むストーリー。誰のところにもありえそうな、一つのボタンの掛け違えを上手に描く。
ファンタジー成分多めながらも強いメッセージを感じる本。権力に押し潰されることの恐ろしさと、それに直面した時のために力をくれる一冊。宮沢賢治の檄文にも触れることができる。
経営者として名高いイーロン・マスク テスラモーターズ、スペースXと話題に事欠かないイーロン・マスク。 どんな人だろうと思い、手に取る。 日本の大企業における閉塞感の原因がはっきりと見て取れる。 イーロン・マスク 未来を創る男 新品価格¥1,836から …
今の世界はウェーバーの思想が根本にあるといっても過言ではない。資本主義、官僚制、学問など影響を与えている分野は多岐にわたる。自分がどのような論理によって成り立った世界で生活をしているのか、たまには考えてみるのもよい。世界は所与のものではな…
傷物語の映画を見て、特典の混物語で改めて西尾維新の面白さを再確認。西尾維新はテンポがいい、そして厨二心をくすぐってくる。登場人物が吐くセリフの中には、心に刺さるものが結構ある。
何度も読み返す本。題名を見て途端に、魅力を感じた。僕も人見知りだからだ。社会に上手く適合できず、こじらせている人間の葛藤がにじみ出ていて、そんな人に勇気をくれる一冊。人におすすめしたい本になった。
現職の愛知県知事、大村秀章の著作である愛知が起こす成長革命。あまり知らない地元に関しても、たまには目を向けてみよう。考えてみよう。
騙されたい人にオススメする作品。おすすめミステリーといえば、かなりの頻度で名前が上がる本作。2004年にこのミス第1位をとっている作品。終盤ではなかなか熱い言葉が。社会に向けた小説でもあると思う。
IoTは何がすごいのか、3Dプリンタは何を変えたのか。モノからサービスへというビジネス潮流。次のものづくりはどうなるのだろうか。
県庁職員が県の観光地化を推進すべく駆けまわる物語。ラブコメ要素もあるが、本作は仕事小説だ。縦割り行政の中で奮闘する主人公たちに元気と情熱をもらえる作品。
自分の会社にどんな休暇や休業の制度があるか、知ってますか?産休育休だけでなく、最近話題の育児休業など種類は多いけどよく知らない人が多いのでは。介護離職ゼロを抱げる安倍政権、果たして休暇のとりやすさは変わるのだろうか。
伊坂幸太郎の魅力がつまった文庫の新刊 優しい言葉、心に残る言葉とともに、すっきりとした読後感。 多くは語らないで、読者の想像にまかせるところもまた美しい。 不思議なタイトルも魅力の一つ。
今回のテーマは脳移植。 理系作家の真骨頂、科学ものです。 主人公は、世界で初の脳移植手術により一命を取り留めた患者。 別の人間の脳の一部を移植したところから物語は始まる。
デスノートって覚えてますか 武器と独裁国家、そういったニュースを見るとあるマンガを思い出す。 もう10年以上前に連載がスタートしたマンガ「DEATH NOTE」。 DEATH NOTE (デスノート) 全12巻完結セット [マーケットプレイス コミックセット] 新品価格¥5,0…
仕事に対して前向きになれる。何のために働いているのか、それを自問させてくれるお話 ハケンアニメ! 新品価格¥1,728から 熱い、ひたすら熱い。 仕事に向かう姿勢。 自分の好きなものに情熱を捧げることのうつくしさ。 思いを込めることの大切さと思いをわ…
伊藤計劃・円城塔の屍者の帝国。「求めたのは、21グラムの魂と君の言葉」。時間とは何か、生命とは何かを考えさせられる一作。
アガサ・クリスティーのそして誰もいなくなった。あまりにも有名な、古典というべき作品であろう。本を読んでいるのに映画を見ているかのごとく、絵が浮かぶ。
池井戸潤の空飛ぶタイヤ。下町ロケットで有名な池井戸潤。今回は自動車会社のリコールが主題。大企業に立ち向かう熱い男たちに憧れる一冊。
ええ、そうです。 映画、傷物語見てきました。 www.kizumonogatari-movie.com その来場特典です。 正直、好きです。本編よりも満足感は高い。 忘却探偵シリーズの掟上今日子と物語シリーズの阿良々木暦の掛け合いを楽しむ短編。ページ数は30ページそこそこな…
推定脅威で松本清張賞を受賞した未須本有生の作品。軍事が絡んでくる航空機産業のお話。航空機産業ならではの官民にまたがるさまざまな思惑とやり取りを生々しく感じられる。
ドラマ化をキッカケに本屋で平積みに。クローン人間と移植という重いテーマを描く。
1998年に書かれた原発を題材にした小説 原発を標的にしたテロが発生震災を契機に、安全性に注目が集まった原発。この小説は、人々が目を背けていたところに焦点を当てる。 君たち、ちゃんと考えているか、意識しているか、そう問いかけられている。 天空の蜂…
2016年もいつの間にか始まりました。ここで過ぎ去った2015年を振り返ってみると、地元愛知県で注目すべきことがあったことを思い出しました。 それは小牧市図書館のPPP事業、いわゆるツタヤ図書館の建設です。 画像はこちらより引用http://www.city.komaki.a…
死刑は無力だ 娘を強盗に殺された男が、その悲しみから立ち直りつつあるころ、元妻が殺される事件が発生。 娘を失った後に彼らは別々の道を歩んでいたが、事件をきっかけにそれぞれの生き方、そして裁判のあり方に目を向ける。 虚ろな十字架 新品価格¥1,620…
平野啓一郎の空白を満たしなさい。死んだ人間が帰ってくるとき、人は何を感じ、何を思い、何をするのだろうか。
初野晴の退出ゲーム。人が殺されない高校生ミステリー。テレビアニメ化もされている作品。