2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧
高杉良のエリートの転身。起業、転職、左遷、解雇。この本には、何かを持っている男たちの生き様が描かれている。一度振り返るきっかけに。
森見登美彦の夜行。夜の夢、それは儚いものである。10年ぶりに集まった彼らは、昔話を始める。夜の中に閉じ込められた彼女はどうしているか。
齋藤孝の語彙力こそが教養である。大人になったら語彙力はつくのだろうか。いや、身につけるために努力せねばならない。大人になるということとは。
伊岡瞬の代償。一人の人間によって狂わされた人生。いつまでも追いかけて追い詰められる主人公に救いはあるのか。
誉田哲也の武士道エイティーン。最後のインターハイで、決勝にて対戦を目指す二人。そして彼女らの周りにいる人々も魅力的な人々はたくさんいる。
伊坂幸太郎の首折り男のための協奏曲。魅力的な短編集、同じ世界で繋がり合うそれぞれの物語。読み終わった後の世界は少しだけ変わって見える。
羽生善治の決断力。将棋界の絶対的王者、羽生善治。彼の言葉は、将棋だけでなくすべてに活かすことができる。責任あるポジションで、人はどう決断を下すべきか
東野圭吾の雪煙チェイス。雪山を舞台とした容疑者と刑事の追いかけっこ。犯人に疑われた主人公、彼のアリバイを証明するのは雪山の美人。彼女を探しに雪山へ。
誉田哲也の武士道セブンティーン。早苗は転校、そして別々の道を歩むことに!?剣道に青春をかける少女たちの物語はまだまだ続く。武士道を目指して。
麻耶雄嵩の蛍。館で大量殺人を行った作曲家は、「蛍が止まらない」という謎の言葉を残した。10年後、その館で再び何かが起こる。
國貞克則の財務3表一体理解法。会計の知識を身に付けたい。だけど簿記はよくわからない。まず具体例で概念を知りたいんだという人にオススメ。有報読めるようになります。
大きなものに立ち向かう、そしてねじ伏せられる市民、でも諦めない。そんな物語を描く伊坂幸太郎。
貫井徳郎のさよならの代わりに。タイムスリップをした女の子が主人公の前に現れる。青春SFと見せかけた、徹底的に無意味という苦しさを見せつける物語である。
羽田圭介のコンテクスト・オブ・ザ・デッド。街にゾンビが現れる。しかしながら人々は他人事。なぜなら自分が当事者になることを認めたくないから。見たくないことを見ない現代社会への痛烈な批判を含んだ小説。
一番の魅力は、現実感の強さ。すぐ隣で起こりそうな事件、起こっていそうな事件。そしてキッカケは、現代社会特有のもの。