aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書】日輪の遺産/浅田次郎 終戦の折に隠された陸軍の財宝と思いを探しに

浅田次郎の日輪の遺産。陸軍が隠した財宝の在処が書かれた手帳を老人から託される。平和な時代だからこそ、縁遠くなってしまった人々の思いを知る。

年末年始に読み返したい3冊

2015年も終わり、あっという間だ。 今年読んだ本のうち、年末年始に読み返したい、心に残った本を3冊リストアップします。備忘を兼ねて。 ①王とサーカス/米澤穂信 言わずもがな、今年のこのミスに輝いた作品です。 マスメディアに対する不信感がたまりやす…

【読書】信じていいのか銀行員 マネー運用本当の常識/山崎元 銀行も株式会社で利益を追求することが目的なのだ

山崎元の信じていいのか銀行員。何となく無条件で信用してしまいがちな銀行員だが、彼ら銀行も利益を追求する株式会社なのだ。

携帯機種変更したいと思い、ついでに料金も下げたいなぁと思い試行錯誤③

ついに、携帯をチェンジしましたので、今回でようやくおしまいです。 前回まではこちら。 aichikenmin-aichi.hatenablog.com aichikenmin-aichi.hatenablog.com 前回までで、ガラケーと格安sim(mineo)+simフリースマホにすることを決めた。 今回は、SIMフ…

【雑記】MRJに見る日本の航空機産業の将来

最近良く話題になる民間旅客機MRJ。航空機産業はインパクトが大きい、そこに日本の航空機が飛び込もうとしている。2015年に初飛行成功。初飛行から一ヶ月後、納入延期が発表された。いまのMRJは国産部品が少ない。

王とサーカス/米澤穂信

今年もミステリーは米澤穂信でしたこのミステリーがすごい! 第1位週刊文春ミステリーベスト10 第1位ミステリが読みたい 第1位 王とサーカス [ 米澤穂信 ] 価格:1,836円(2015/12/24 11:41時点) ネパールを舞台に記者が駆け巡る 大きな事件と、目の前に現…

三匹のおっさん/有川浩

定年後のおっさんたちの奮闘 定年を迎えたが、まだまだ老人扱いはされたくない。そんな3人が集まり、地域の平和を守るために人肌脱ぐ。はっとさせられるようなシーンも多い。 三匹のおっさん [ 有川浩 ] 価格:820円(2015/12/23 12:48時点) 「両親は甘やかさ…

【読書】ビギナーズ資本論/マイケル・ウェイン 資本主義とは何か。労働とは何か。

マルクス資本論の初心者向け解説本 いまや資本主義が当たり前、合理的な市場が決定権をもつ。 資本主義とは何かを考える際に、労働とは何かを考える際に、ここに立ち返りたい。 ビギナーズ 『資本論』 (ちくま学芸文庫) 新品価格¥1,296から 「道具や原料に…

株価ってなんだろう。成長ってなんだろう。

FRBや日銀の政策により、株価の乱高下が。 そんなニュースが世間を賑わせている。 headlines.yahoo.co.jp ふと考える、株価って何なんでしょう。 日本政府が国策として、企業の減税を推し進め、利益を増やし、株価を上げてかつ賃金もあげ、景気を回復させよ…

【読書】火車/宮部みゆき クレジットカードの背後に潜む恐ろしさ

カードって怖い! クレジットカードが普及した現代社会、その背後に潜む恐ろしさを描く。行方不明になった婚約者を探すことになったが、果たして誰なのか。不安に襲われながらも、流れるようにページをめくらざるを得ない。 「大企業を動かすのは、コンピュ…

裸でも生きる/山口絵理子

マザーハウスの鞄を愛用中 創業者の方の自伝。熱い情熱がにじみ出ている。 読んでいると元気になる、そしてお前も頑張れと、背中をおされているような、そんな本です。 MOTHERHOUSE|マザーハウス 「社会を変えることが私の存在意義。もっともっと社会を良く…

【読書】新参者/東野圭吾 下町の人々のつながりを描く

下町の人々のつながりを描くストーリー 人が集まって街ができている、そこに一人の刑事が入っていく。 現代であまり見られなくなった光景が広がっていた。 「大丈夫。いいものは残っていきます」 本当にいいものというのは、世間の評価や風評に左右されても…

【読書】カラスの親指/道尾秀介 優しさに溢れている小説

優しさに溢れている この人の小説は優しさに溢れている。犯罪者集団(?)が主人公の小説。ただし、彼らはそれぞれ重たい過去を秘めている。その結果がいまの彼らの生き方であり、スタンスである。 最後まで、本当に目が離せない。綺麗に騙された、と同時に…

【読書】色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上春樹 自分が見たいものを見るのではなく、見なくてはならないものを見るのよ

村上春樹の色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年。主人公が、仲の良かった友人たちから距離を置かれた原因を探す旅にでる。

携帯機種変更したいと思い、ついでに料金も下げたいなぁと思い試行錯誤②

前回からの続き。 aichikenmin-aichi.hatenablog.com 現状:スマホ → 案:ガラケー+格安データsim に向けて、検討をすすめます。 まずはガラケー、こちらは余っているものを流用する予定なので特に考えなくていい。 なので決めることは2つ。 ①データsimのキ…

【読書】人魚の眠る家/東野圭吾 死とはなにか 法律と哲学、科学の乖離

帯の言葉 「答えてください。娘を殺したのは、私でしょうか」 人魚の眠る家 新品価格¥1,728から 帯にこの言葉が書いてあります。 読む前は、サスペンスなのかと思っていたが、読了後全く違う意味だと気づく。 死というものはなにか、法律と哲学、科学の乖離…

【読書】握る男/原宏一 何を求め駆け上がるのか

原宏一の握る男。鮨職人が成り上がっていく姿を描いた社会小説であるが、駆け上がった過程だけでなくその後にも焦点があたっており、社会風刺的な一冊。

【読書】下町ロケット2 ガウディ計画/池井戸潤 ロケットの次は医療機器に

池井戸潤の下町ロケット2 ガウディ計画。ロケットの次は医療機器に。読むとスカッとする社会人向けの本。

【雑記】携帯機種変更したいと思い、ついでに料金も下げたいなぁと思い試行錯誤①

今回は本の話題ではありません。携帯電話です。現在、auのスマートフォンを2年長、愛用しています。 しかし、バッテリーが劣化してきているようで、新しいのに変えようかなと思い、ショップへ。機種変更って高いんですね・・・。 安い値段が書いてあると思…

【読書】透明カメレオン/道尾秀介 少しの嘘と、願いを込めて

道尾秀介の透明カメレオン。優しさに溢れた小説。ラジオのDJが皆の背中を押してくれる。

【読書】カササギたちの四季/道尾秀介 優しい嘘に包まれた短編集

道尾秀介のカササギたちの四季。優しい嘘に包まれた短編集。名探偵カササギの裏側には優しい嘘が。

今日からスタート、まずは所信表明から

僕は読書が趣味で、そこそこ雑食といいますか、雑多な種類の本を広く読みます。 最近、本棚を見返して、 「あー、この本面白かったようなきがするんだけど、どんな話だっけ・・・」 となることが多くあります。 自分が好きな本くらい他人にパッと紹介できる…