aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書】空の境界(中)/奈須きのこ 伽藍洞だという事はいくらでも詰め込めるという事だろう

奈須きのこの空の境界(中)。第四章の伽藍の洞、第五章の矛盾螺旋が収録されている。魔術師たちは人間の起源に迫ろうとする。

【読書】高校入試/湊かなえ 必要なのは、変化を起こす気持ちと冷静な手段

湊かなえの高校入試。告白で有名な湊かなえ。入試を運営する側の教師の視点から描かれている。様々な人間の思惑が重なって、事件は起こる。

【読書】空の境界(上)/奈須きのこ 魔術師が存在する世界で、彼らが織りなす物語

奈須きのこの空の境界(上)。魔術師が存在する世界で、彼らが織りなす物語。生きているのなら、神さまだって殺してみせる。

【読書】バカの壁/養老孟司 バカにとっては、壁の内側だけが世界で、向こう側が見えない

養老孟司のバカの壁。話が通じないのはなぜか、そこに壁が立ちはだかっているからだ。

【読書】吉祥寺だけが住みたい街ですか?(2)/マキヒロチ 人生が停滞しているのは生活が停滞してたからなのかも

マキヒロチの吉祥寺だけが住みたい街ですか?第二巻。紹介される街は「秋葉原」、「蔵前」、「経堂」、「神楽坂」。改めて、引越ししたくな。る

【読書】ガソリン生活/伊坂幸太郎 僕たち自家用車の言葉で言えば、ガルウイングドアの気分だ

伊坂幸太郎のガソリン生活。今度の主役は緑色のデミオ。車たちの視点から人間世界を見る。暖かな、幸せな気分になる一冊。

【読書】コミュニティデザインの時代/山崎亮 自分の住む「まち」を良くしたい

山崎亮のコミュニティデザインの時代。行政に頼り切りになるのではなく、当事者としてまちづくりを考える。

【読書】モダンタイムス/伊坂幸太郎 実家に忘れてきました。何を?勇気を。

伊坂幸太郎のモダンタイムス。検索に支配される世界。魔王から50年後の世界で権力を相手に立ち向かう。

【読書】半熟アナ/狩野恵里 モヤさまで人気の狩野アナ、ものすごい努力の人でした

モヤさまで人気の狩野アナ著、半熟アナ。女子アナという色眼鏡なしに、狩野恵里という人の生き様を知るために読んで欲しい。

【読書】慟哭/貫井徳郎 最後に仰天することは間違いない。

貫井徳郎の慟哭。幼女誘拐事件が発生。追うものと追われるもの。最後に仰天することは間違いない。

【読書】容疑者Xの献身/東野圭吾 人は時に、健気に生きているだけで、誰かを救っていることがある

東野圭吾の容疑者Xの献身。ガリレオシリーズの名作。最強の頭脳をもつ犯人の驚くべきトリックと動機に驚愕する。

【読書】NASAより宇宙に近い町工場/植松努 憧れを高望みと切り捨てる社会に立ち向かう田舎の町工場

植松努のNASAより宇宙に近い町工場。北海道にロケット開発を行う町工場がある。憧れを高望みと切り捨てる社会に立ち向かう熱い男。

【読書】働きたくない、そんなときにオススメの小説10選

ブログ継続100日記念にオススメ小説の紹介。テーマは働きたくない時にオススメしたい本10冊。

【読書】舟を編む/三浦しをん 辞書編纂にひたむきに打ち込む人たちの情熱に触れる

三浦しをんの舟を編む。自分の興味のあることに対して、考え始めたらまわりが見えなくなる主人公の魅力にとりつかれる。辞書編纂というお仕事小説。

【読書】スティーブ・ジョブズ 人を動かす神/竹内一正 世界を変えること、世界をよくすることを望む

竹内一正著、スティーブ・ジョブズ 人を動かす神。iphoneを作った男はなぜ能力のある人たちを率い、動かすことができるのか。

【読書】何者/朝井リョウ 就職活動とSNSという身近なものをテーマに、人が何者であるかを問いかける。

朝井リョウの何者。就職活動をテーマに、自分の人となりについて考えさせられる。

【読書】砂漠/伊坂幸太郎 俺は、世界を平和にしようとしているのに

伊坂幸太郎の砂漠。社会という砂漠に出て行く前にもがく大学生。この本を読み終えたらきっと西嶋のファンになる。

【読書】PSYCHO-PASS/深見真 舞台はシステムに支配された近未来、現実感にあふれている

深見真のPSYCHO-PASS。劇場版も作られた人気アニメのノベライズ。舞台はシステムに支配された近未来で足掻く。

【読書】武器としての決断思考/瀧本哲史 自分の人生は自分で決める

瀧本哲史の武器としての決断思考。決断の仕方は学校では教えてもらえない。どのようなプロセスで最善策にたどり着くか。

【読書】言の葉の庭/新海誠 また会うかもね。もしかしたら。雨が降ったら。

新海誠の言の葉の庭。劇場版にはなかった物語がふんだんに盛り込まれている。雨が降ったら新宿御苑に行きたくなる。

【読書】読みの整理学/外山滋比古 本を読めども本は読めない

外山滋比古の読みの整理学。身近な文章は簡単に読めるけれども、馴染みがない分野の話を読むことが苦手。そんな人に。

【読書】今夜は眠れない/宮部みゆき 大金と不特定多数の群衆に壊されかけた家族がもがく

宮部みゆきの今夜は眠れない。突如舞い込んだ5億円。大金と不特定多数の群衆に壊されかけた家族がもがく。

【読書】伝える力/池上彰 簡単なことは簡単に、難しいことも簡単に

池上彰の伝える力。彼の説明は端的でわかりやすい。説明がうまくなりたい人、自分の得た情報や感情をいかに伝えるか悩んでいる人へ。

【読書】七つの会議/池井戸潤 仕事をするのは何のためか?ノルマを達成することが目的か?

池井戸潤の七つの会議。半沢直樹、下町ロケットで大人気の池井戸潤。今度は中堅メーカーの中に潜む問題を描く。

【読書】僕たちはガンダムのジムである/常見陽平 世の中はすごい人ではなく、その他大勢が動かしている

常見陽平の僕たちはガンダムのジムである。サラリーマンをジムに例える。全員が主人公であるガンダムになる必要はない。世の中を動かすのはジムなのだ。

【読書】アルキメデスは手を汚さない/小峰元 手を汚したのは誰だ?手を汚さないのは誰だ?

小峰元のアルキメデスは手を汚さない。1970年代に刊行された江戸川乱歩賞受賞作。東野圭吾も敬愛する本作。

【読書】知的複眼思考法/苅谷剛彦 情報に溢れ、思考停止に陥り、単純な二元論に飛びつく今の世の中に。

苅谷剛彦の知的複眼思考法。知識を蓄えることと、考えることは違う。考えるための手段をわかりやすく教えてくれる本書。

【読書】理由/宮部みゆき 隣人はどんな人?希薄な繋がりが事件の原因

宮部みゆきの理由。近所付き合いが希薄なタワーマンションでの事件。希薄な繋がりと無関心が根底にある現代社会を象徴する一冊。

【読書】私たちはどこまで資本主義に従うのか/ヘンリー・ミンツバーグ 働く場をつくるために、役に立たないものを消費しなくてはならない

ヘンリー・ミンツバーグの私たちはどこまで資本主義に従うのか。資本主義について、皆、何かおかしいと気づいているのではないだろうか。いつまでも市場が解決してくれるなどと思ってはならない。

【読書】フィッシュストーリー/伊坂幸太郎 誰かのふとした行動が、たまに世界を救ったりする

伊坂幸太郎のフィッシュストーリー。繋がりが繋がりを呼ぶ伊坂ワールド全開の中編4作。ハッピーエンド過ぎないハッピーエンドが素敵。