2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ダン・ブラウンのインフェルノ(下巻)。科学的思索と宗教的信仰のあわせ技。世界を危険に晒したのは誰か、犯人を犯人にしたのは誰か。世界を危険から守る手立ては無かったのだろうか。
ダン・ブラウンのインフェルノ(中巻)。ダンテのマスクを探しに向かったラングドン達。そこで見たものは、昨日自分が盗みを働いていた映像であった。世界を救うために、彼らは走る。
ダンブラウンのインフェルノ(上巻)。またも主役はラングドン教授。そして物語の鍵をにぎるのはダンテの神曲。歴史とミステリーのあわせ技。好奇心と興奮が止まらない。
江戸川乱歩の少年探偵団。二十面相vs明智小五郎、再び相まみえる。娯楽小説の裏側にある探求者にあなたは会えるだろうか。
星野源の蘇える変態。2016年逃げ恥で大ヒットした星野源。そんな彼の多彩な才能と壮絶な過去。彼のものづくりの源泉とは。変態、だけどそれがカッコいい。間違いなくファンになる、そんな一冊。
内藤了のBACK 猟奇犯罪捜査官 藤堂比奈子。都心の総合病院で起きた大量殺人事件。そこには「スイッチを押すもの」という記述が見つかった。
逢坂剛の百舌の叫ぶ夜。人気ドラマMOZUの原作。警察と公安、そしてテロリスト。物語が進むにつれ、三者が複雑に絡み合った関係をみせる。
森絵都のみかづき。塾に、教育に、すべてを捧げる家族の物語。塾と学校、それらは太陽と月である。営利企業の限界というものをまじまじと見せつけられる1冊。
角田光代の森に眠る魚。ママ友の世界が見せる現代の孤独。そして大衆への迎合の心地よさとそこから逸脱することへの恐怖が描かれる一作。
道尾秀介のサーモン・キャッチャー the Novel。道尾秀介のコミカルな、かつ登場人物たちが少しだけ前向きになれる物語。