aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】アルケミスト/パウロ・コエーリョ 夢を追うこと、忘れるなかれ

夢を追う少年の物語

アルケミスト Anniversary Edition

新品価格
¥1,296から

羊飼いの少年、サンチャゴは宝物がピラミッドに隠されていると言う夢のお告げを聞く。
彼はその言葉を信じ、砂漠を越えエジプトを目指す。
彼は様々な出会いと前兆に導かれ、困難な旅を続けていく。
そしてある錬金術師との出会いを果たした。
その後、たどり着いたピラミッドで彼に何が待ち受けていたのか。
夢を追う、その行為に希望を与えてくれる1冊。
 

 

ある書店の企画によってこの本と出会った。
おそらく、本の表紙だけ見れば買わなかったであろう1冊。
その本を紹介してくれた書店に感謝。
人はいつでも夢を持つから挑戦をする。
まっすぐに、着実に、自分の宝物を探しに行く。

挑戦をするという行為に対し、臆病になってはならない 

「お前が何かを望む時には宇宙全体が協力してそれを実現するために助けてくれるのだよ」
人が何かをしたいと思う時、困難であればあるほど後ろ向きになる。
しかしながら前を向くために、それを推し進めるために、味方をしてくれる何かも当然周りにいるのだ。
少年は老人からこの言葉をもらい、勇気を持つ。
人が何かをしようとすること。
その人の挑戦に背中を押してあげられる人になりたい。
そして自分も恐れず挑戦をしていきたいものだ。
 

 

他人の考えを理解し、受け入れることの大切さ

「人は誰でもその人その人の学び方がある」
少年は自分と他人の学び方の違いに気がつく。
同じものを見ていても学ぶものは違ったり、同じことを学ぶために違うプロセスをとっていたり。
それは統一されなければならないものではない。
それぞれが自分に合った方法で学んでいる。
考えの多様性、若しくはプロセスの多様性。
お互いがお互いを理解するために必要だ。
 

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