aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

小説-伊坂幸太郎

【読書】アイネクライネナハトムジーク/伊坂幸太郎 ミステリーが創る。煌めく奇跡の瞬間を。

伊坂幸太郎のアイネクライネナハトムジーク。連作の短編集は救いそして友愛のストーリー。世界は立派な人間だけで出来てはいない。

【読書】SOSの猿/伊坂幸太郎 悪魔祓いをしたら孫悟空が出てきたのだが

伊坂幸太郎のSOSの猿。現実世界の中に突如あらわれる猿、孫悟空。極めてSFチックな題材なのだが、それを違和感なく書ききる伊坂幸太郎の面白さがある。

【読書】首折り男のための協奏曲/伊坂幸太郎 「もし、その時に、神様が見ていればね」

伊坂幸太郎の首折り男のための協奏曲。魅力的な短編集、同じ世界で繋がり合うそれぞれの物語。読み終わった後の世界は少しだけ変わって見える。

【作品リスト】大きなものに立ち向かう勇気と優しさを教えてくれる作家、伊坂幸太郎

大きなものに立ち向かう、そしてねじ伏せられる市民、でも諦めない。そんな物語を描く伊坂幸太郎。

【読書】死神の浮力/伊坂幸太郎 死神が人間たちに正論を説く。大真面目に。

伊坂幸太郎の死神の浮力。死神が人間たちに正論を説く。死と隣合わせにある彼らは何を思うか。かくも儚い人間たちに。

【読書】ガソリン生活/伊坂幸太郎 僕たち自家用車の言葉で言えば、ガルウイングドアの気分だ

伊坂幸太郎のガソリン生活。今度の主役は緑色のデミオ。車たちの視点から人間世界を見る。暖かな、幸せな気分になる一冊。

【読書】モダンタイムス/伊坂幸太郎 実家に忘れてきました。何を?勇気を。

伊坂幸太郎のモダンタイムス。検索に支配される世界。魔王から50年後の世界で権力を相手に立ち向かう。

【読書】砂漠/伊坂幸太郎 俺は、世界を平和にしようとしているのに

伊坂幸太郎の砂漠。社会という砂漠に出て行く前にもがく大学生。この本を読み終えたらきっと西嶋のファンになる。

【読書】フィッシュストーリー/伊坂幸太郎 誰かのふとした行動が、たまに世界を救ったりする

伊坂幸太郎のフィッシュストーリー。繋がりが繋がりを呼ぶ伊坂ワールド全開の中編4作。ハッピーエンド過ぎないハッピーエンドが素敵。

【読書】PK/伊坂幸太郎 大局に無関心であってはならない

伊坂幸太郎のPK。全部まとめて長編というほどではないが、繋がっている中編が3つ。現代社会を生きる我々に、無関心であるな、と警鐘を鳴らしているような一冊。

【読書】魔王/伊坂幸太郎 ファンタジーの中にリアルがある

ファンタジー成分多めながらも強いメッセージを感じる本。権力に押し潰されることの恐ろしさと、それに直面した時のために力をくれる一冊。宮沢賢治の檄文にも触れることができる。

【読書】残り全部バケーション/伊坂幸太郎 優しい言葉、心に残る言葉とともに、すっきりとした読後感

伊坂幸太郎の魅力がつまった文庫の新刊 優しい言葉、心に残る言葉とともに、すっきりとした読後感。 多くは語らないで、読者の想像にまかせるところもまた美しい。 不思議なタイトルも魅力の一つ。