aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】退出ゲーム/初野晴 人が殺されない高校生ミステリー

人が殺されないミステリー

高校生活の中でおこる事件や問題。

それらを切れ味鋭い推理で切り抜けるハルチカシリーズ第一弾。

テレビアニメ化によりプッシュされていたのでついつい購入しました。

haruchika-anime.jp

綺麗です。すごく。

そして、ところどころにぐさっとくる言葉があるのがたまらない。

退出ゲーム アニメカバー版【電子書籍】[ 初野 晴 ]

価格:583円

 

 

責任は権限と一緒についてまわる

「責任なんていったいどうとるのだろう。軽々しくいっていい言葉だろうか」

政治家や偉い人からよく聞く責任という言葉。

いや、実際はテレビドラマの中で使われるのが多いのだろうか。

あまり僕の周りで責任をとると率先していう日本人はいない。

責任は権限と一緒についてまわる

そこだけは間違いないのだろう。

どちらに重きをおいて考えるかが異なるだけ。

責任の所在を曖昧なままにしたがる会社の光景はしばしば見る。

 

ほめて自信をつけること

「上手くなった気になるのはすごく重要」

そう、ほめて自信をつけることが一番大切なんだと思う。

実体験からも、苦手なスポーツはやることすら嫌だったけど、ちょっと褒められたこと、上手にできるスポーツは進んでやりたくなっちゃうから。

自信をつけることの大事さって、教師が教えてくれる、環境が教えてくれるもっとも大事なことなのではなかろうか。

逆に、できないという枷を付けてしまうことも怖い

成長しているにもかかわらず、恐怖心から逃げてしまう。

意識の力は大きい。

 

「耐え忍ぶ冬がきたということは、暖かい春がくるのも遠くない」

自分の境遇を不幸だと思い込み、身動きが取れなくなるような状態。

終わってから振り返るとこのように感じられるのだろうが、真っ只中にいる場合は暗中模索。

自分の向いている方向が前なのかさえわからない、そんな不安に押しつぶされそうになる。

ただ、自分は一人じゃないのだと、声を出せば届くところにたくさん手を差し伸べる人がいるのだと。

 

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