aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

年末年始に読み返したい3冊

2015年も終わり、あっという間だ。

今年読んだ本のうち、年末年始に読み返したい、心に残った本を3冊リストアップします。備忘を兼ねて。

 

①王とサーカス/米澤穂信

言わずもがな、今年のこのミスに輝いた作品です。

マスメディアに対する不信感がたまりやすい社会において、報道は何のためにあるのか、考えるきっかけをくれます。

重たい話。考えさせられる話。

ジャーナリズムとは何かという問いかけがあります。

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②透明カメレオン/道尾秀介

泣きます。苦しい時に人は何を助けに前を向けば良いのか。

元気がもらえます。背中を押してもらえます。

苦しいこと、辛いことがあった時、きっと力をくれる、そんな本。

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③握る男/原宏一

ひたすら成り上がっていく経営者が主人公の小説。

大きくなっていく過程も興味深いものの、成り上がった先に何が見えるのか。

がむしゃらに働いている社会人にふと立ち止まって読んで欲しい。

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以上が今年僕の中で印象深い3冊です。

ところで、最近書店が減っている、不況だという話をよく耳にしますが、僕は書店で本を買うのが大好きです。

まず、お店によって並べ方や、プッシュしている作品が違うこと、このおかげで新たな出会いがある。

そしてお店に入るだけでワクワクする、そんな経験を与えてくれるのは本屋だけだと僕は思っています。

2016年もたくさん本屋に行き、新たな発見ができる年にしたいですね。