年末年始に読み返したい3冊
2015年も終わり、あっという間だ。
今年読んだ本のうち、年末年始に読み返したい、心に残った本を3冊リストアップします。備忘を兼ねて。
①王とサーカス/米澤穂信
言わずもがな、今年のこのミスに輝いた作品です。
マスメディアに対する不信感がたまりやすい社会において、報道は何のためにあるのか、考えるきっかけをくれます。
重たい話。考えさせられる話。
ジャーナリズムとは何かという問いかけがあります。
aichikenmin-aichi.hatenablog.com
②透明カメレオン/道尾秀介
泣きます。苦しい時に人は何を助けに前を向けば良いのか。
元気がもらえます。背中を押してもらえます。
苦しいこと、辛いことがあった時、きっと力をくれる、そんな本。
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③握る男/原宏一
ひたすら成り上がっていく経営者が主人公の小説。
大きくなっていく過程も興味深いものの、成り上がった先に何が見えるのか。
がむしゃらに働いている社会人にふと立ち止まって読んで欲しい。
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以上が今年僕の中で印象深い3冊です。
ところで、最近書店が減っている、不況だという話をよく耳にしますが、僕は書店で本を買うのが大好きです。
まず、お店によって並べ方や、プッシュしている作品が違うこと、このおかげで新たな出会いがある。
そしてお店に入るだけでワクワクする、そんな経験を与えてくれるのは本屋だけだと僕は思っています。
2016年もたくさん本屋に行き、新たな発見ができる年にしたいですね。