aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

2015-12-20から1日間の記事一覧

【読書】新参者/東野圭吾 下町の人々のつながりを描く

下町の人々のつながりを描くストーリー 人が集まって街ができている、そこに一人の刑事が入っていく。 現代であまり見られなくなった光景が広がっていた。 「大丈夫。いいものは残っていきます」 本当にいいものというのは、世間の評価や風評に左右されても…

【読書】カラスの親指/道尾秀介 優しさに溢れている小説

優しさに溢れている この人の小説は優しさに溢れている。犯罪者集団(?)が主人公の小説。ただし、彼らはそれぞれ重たい過去を秘めている。その結果がいまの彼らの生き方であり、スタンスである。 最後まで、本当に目が離せない。綺麗に騙された、と同時に…