aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【作品リスト】現代を風刺を込めて描く、宮部みゆき

宮部みゆきは長編ミステリが有名だ。

一番の魅力は、現実感の強さである。

すぐ隣で起こりそうな事件、起こっていそうな事件。

そしてキッカケは、現代社会特有のものが多い。

現代を風刺を込めて描く、彼女の作品。

ページ数は多いが、読み始めたらとまらないのだ。

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火車/現実そのものを、怖さとともに知らしめる

宮部みゆきといえば、現実感溢れた作品が魅力的だ。

本作はクレジットカードの恐ろしさを現実感を伴って読者に伝える一冊。

まるでそこに登場人物がいるかのごとく、すぐそばで起こっているように感じる。

知らないことに対する恐怖がここにつまっている。

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理由/隣人関係が希薄になった現代の事件

舞台はタワーマンション。

死体が見つかったが、それが誰かわからない。

隣に誰が住んでいるのか、それすらわからない今の奇妙な社会が怖くなる。

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今夜は眠れない/社会に殺されかける家族

突如、見ず知らずの人の遺産が舞い込む。

だが、その関係性も理由もわからない。

世間から誹謗中傷されることに。

批判することを好む人々の怖さを感じる一冊

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杉村シリーズ/婿養子の杉村が活躍するシリーズ

第一作では、事件の裏側調査するように命じられる杉村。

一会社員が、探偵になる。

壮絶な人間ドラマがそこには存在した。

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二作目は、社内に現れたトラブルメーカー。

社会にはいろんな人がいるのだ。

必ずしも皆が常識を持っているわけではない。

恐ろしい。

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3作目は、巻き込まれたバスジャック。

きれいに真実だけを見ていてはいけない。

正直すぎることが時として悪になる。

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魔術はささやく/一見無関係な事件が繋がり、突如当事者になる

生き方を教えてくれる一冊ではないだろうか。

自分の軸を持ちながらも、避けることは避ける。

全てぶつかっているほど、命は長くない。

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