【作品リスト】現代を風刺を込めて描く、宮部みゆき
宮部みゆきは長編ミステリが有名だ。
一番の魅力は、現実感の強さである。
すぐ隣で起こりそうな事件、起こっていそうな事件。
そしてキッカケは、現代社会特有のものが多い。
現代を風刺を込めて描く、彼女の作品。
ページ数は多いが、読み始めたらとまらないのだ。
火車/現実そのものを、怖さとともに知らしめる
宮部みゆきといえば、現実感溢れた作品が魅力的だ。
本作はクレジットカードの恐ろしさを現実感を伴って読者に伝える一冊。
まるでそこに登場人物がいるかのごとく、すぐそばで起こっているように感じる。
知らないことに対する恐怖がここにつまっている。
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理由/隣人関係が希薄になった現代の事件
舞台はタワーマンション。
死体が見つかったが、それが誰かわからない。
隣に誰が住んでいるのか、それすらわからない今の奇妙な社会が怖くなる。
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今夜は眠れない/社会に殺されかける家族
突如、見ず知らずの人の遺産が舞い込む。
だが、その関係性も理由もわからない。
世間から誹謗中傷されることに。
批判することを好む人々の怖さを感じる一冊
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杉村シリーズ/婿養子の杉村が活躍するシリーズ
第一作では、事件の裏側調査するように命じられる杉村。
一会社員が、探偵になる。
壮絶な人間ドラマがそこには存在した。
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二作目は、社内に現れたトラブルメーカー。
社会にはいろんな人がいるのだ。
必ずしも皆が常識を持っているわけではない。
恐ろしい。
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3作目は、巻き込まれたバスジャック。
きれいに真実だけを見ていてはいけない。
正直すぎることが時として悪になる。
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魔術はささやく/一見無関係な事件が繋がり、突如当事者になる
生き方を教えてくれる一冊ではないだろうか。
自分の軸を持ちながらも、避けることは避ける。
全てぶつかっているほど、命は長くない。
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