【読書】技術の進歩に取り残されないために。科学技術に親しみを持てるオススメの十冊ほど
機械に仕事を奪われる?仕事しなくていい?
昨今、科学技術の目覚ましい変化が世間を賑わしている。
身近なところで言えばインターネットで何でも知る事ができたり、ひいては人工知能という言葉が身近になってきたりと、日々のニュースに事欠かない。
しかしながら、技術の中身や、それによる影響などはあまり積極的に考えることがない。
なぜならば科学技術は身近ではないと感じてしまうから。
だが、便利なものについて無知なことは恐怖である。
自分でやっていた作業をアウトソースするわけであり、そのアウトソース先がどのような仕組みで行っているのか、知りたくはないだろうか。
そしてそれにより人間の生活がどう変わるのか、理解したくはないだろうか。
親しみづらい科学技術を親しみやすい小説や分かりやすい新書を中心にして攻略していくのはどうだろうか。
そんな作品たちを十冊ほど、紹介する。
①まずは科学技術をテーマにした小説で肩慣らし
旅のラゴス/筒井康隆
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文明の勃興とそれによる人間たちの変化。
文明は科学技術の裏返し、人は何を思い、何を憂うのか。
宇宙のあいさつ/星新一
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地球人はどんな生き物か。
宇宙人から見た奇妙な生物、地球人。
技術は持っている、だが変わっている。
モダンタイムス/伊坂幸太郎
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技術が発達して、何でも検索出来る世の中になった世界が舞台。
人が技術に使われるようになった世界で人はどう生きるか。
PSYCHO-PASS/深見真
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舞台はシステムに支配された近未来、現実感にあふれている。
機械に逆らえない人間たち。
実は、十年後、こんな世界になっているかもしれない。
鳥人計画/東野圭吾
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科学とスポーツの狭間。
スポーツを科学技術でサポートする。
過度に行き過ぎた科学技術はどこまで許されるのか。
人魚の眠る家/東野圭吾
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科学と哲学、その狭間にある法律。
科学技術を取り巻く問題を理解し、考える。
死とはなんだろうか。
②興味が湧いてきたらまずは考え方から学びましょう
99.9%は仮説/竹内薫
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科学技術を構成する論理や仮説。
その考え方を学ぶ。
渋滞学/西成活裕
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身近な問題、交通渋滞。
それを数式で考えてみるとどうなるか、果たして解決できるのか。
科学技術が役に立つ場面を見る。
科学者と戦争/池内了
武器輸出と日本企業/望月衣塑子
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この二冊、科学者、エンジニアの倫理を学ぶ。
技術自体に善悪はないものの、その使われ方まで考慮しながら研究開発を行なうには政治力も必要となる。
グレーゾーンに明確な線を引くためには何が必要か、そもそも科学は何のためにあるのかを考える。
人工知能と経済の未来/井上智洋
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汎用人工知能の普及の果てに訪れる世界に思いを馳せる。
人工知能に仕事をしてもらい、人間はAIの仕事の対価で生活する。
著者はAIに仕事を奪われた人間が豊かに生きるためには、BIの仕組み有益であるという。
③日本にも素晴らしい技術がある
NASAより宇宙に近い町工場/植松努
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小さな町工場のもつ技術力。
日本を代表するものづくり技術。
夢を見ることを応援する工場だ。
日本のものづくりはMRJでよみがえる/杉山勝彦
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科学技術の結晶である航空機。
今、日本では国産旅客機の開発中である。
日本のものづくりの希望について知ることができる。
以上、たくさん紹介してきましたが、どれも面白いです。
どれか一つでも科学技術に対する興味、きっかけの一助になれればと。
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