aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】イノセント・デイズ/早見和真 少女はなぜ死刑囚になったのか

死刑宣告、そこから始まる物語

イノセント・デイズ (新潮文庫)

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¥751から

この小説は、主人公である女性が死刑宣告を受ける場面からスタートする。
何と言う始まりだろう。
そして、これから何が語られていくのだろうか。
読者は驚きとともにページをめくる。

 

元恋人の家に放火し、妻と双子の子供を殺めた罪で彼女は死刑宣告された。
その背景に何があったのか。
彼女に関係する人々の追想から紡ぎ出される物語。
現実の彼女とかけ離れた世間の声とイメージ、そして真実。
幼馴染や友人達は再審を求めて奔走する。
しかし彼女が望んでいるものは一体何だろうか。
彼女は弱い、だが、強いのだ。
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【読書】22年目の告白 私が殺人犯です/浜口倫太郎 殺人犯の告白本とそれを通じて見える社会の怖さ

連続殺人犯の告白本

22年目の告白-私が殺人犯です-

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¥3,869から

編集者、川北の前に突如現れた青年、曽根崎。
彼から預かった原稿は時効となった連続殺人事件の犯行を告白したものだった。
その残酷な犯行を記録した「私が殺人犯です」はたちまちベストセラーとなり、曽根崎は世間を挑発し続ける。
社会を相手にした彼の行動タブーに挑む。
藤原竜也主演の映画も公開されている話題作。

 

一言で言うと読んで欲しい。
絶対に後悔はしないと思うから。
最後まで目をそらさずに読み切った時、この作品の本当の姿が見えてくる。
途中残虐なシーンが入っていたり、目を背けたくなる時もある。
映画版でも小説版でもそうだ 。
だが、それでも最後まで頑張って欲しい。
男の生き様というものが見えるから。
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【読書】シャーロックホームズ対伊藤博文/松岡圭祐 歴史の裏側にあったフィクション

名探偵と総理大臣、熱き二人の物語

シャーロック・ホームズ対伊藤博文 (講談社文庫)

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¥896から

名探偵と総理大臣、フィクションとノンフィクション、イギリスと日本。

それらの垣根を取り払って、彼らは相見えた。
日本の史実とコナンドイルのフィクション、それらが融合した時、世界は新たな一歩を踏み出す。
歴史の背景にあった物語。
教科書でしか見ない単語の裏側に潜む重大な歴史大作である。

 

名前に惹かれて買ってしまった。
ジャケ買いと言っても過言ではない。
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