【雑記】アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故をなくすためにMT車に乗ろう
最近多い、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故
お店や家に車が突っ込むという事故を毎日のように耳にする。
僕は、コンビニなど、駐車場が目の前にある建物に入る際は、少しだけ怖いなと思ってしまうようになった。
先述の事故もそうかはわからないが、アクセルとブレーキの踏み間違いが原因となっている事故が増えている。JAFによると、平成25年度には年間で6500件も見られたらしい。
正直、ニュースで「アクセルとブレーキを踏み間違えた」という話を聞くと、恐怖心が芽生える。
JAF|クルマ何でも質問箱:ドライブ運転テクニック|ペダルの踏み間違いを防止するには?
このような「アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故」は、Wikipediaにも載っており、下記のような説明がある。
自動車を運転中にブレーキをかけるため、ブレーキペダルを踏むつもりで誤ってアクセルペダルを踏んで急発進・急加速することによって生じる交通事故である。
起こりやすいのは、駐車の際に、ブレーキを踏むタイミングで、踏み間違いをし、アクセルを踏む。そして急発進して建物に突っ込み、大惨事になる。
ブレーキだと思って踏んでいるから、急発進した際に、さらにアクセルを踏み込むということもあるかもしれない。
アクセルとブレーキはともに右足で操作する。
そして隣同士にペダルがあるから間違いやすいといえばそうかもしれない。
事故防止のためにMT社に
僕は、これらの事故、AT車だからこそ起きてしまっていると思う。
なぜなら、AT車は発進と停止の操作が一緒だからだ。
▶発進:アクセルを踏み込む
▶停止:ブレーキを踏み込む
ともに、ペダルを踏み込むだけ。
ここでMT車を考えてみる。
▶発進:クラッチを踏み込んだのち(クラッチを切ったのち)、
アクセルを踏みながらクラッチを離す。(半クラ)
▶停止:クラッチを踏み込んだのち(クラッチを切る)、ブレーキを踏む
違いが生じるのは、クラッチの使い方。
動き出す場合は、クラッチから足を離す。止まる場合は、クラッチは踏んだまま。
明らかに違う動作が必要となるのだ。
(出典:ブレーキペダル - Wikipedia)
MT車だったら、もし停止しようと思った際に、ブレーキとアクセルを踏み間違えても、クラッチを切っているから、発進することはない。
MT車は、AT車と比較すると操作が複雑だから敬遠されがちだが、この場合は明らかに安全なのだ。
人が車を便利なものにしすぎたためだろうか。
人が車に乗っているのではなく、人は車に乗せられてしまっている。
そんな気がしてならない。
車というものは便利な反面、危険を伴う。
運転する人はそれ相応の覚悟と技術が必要なのだ。
AT車の普及により、あまりに運転に対するハードルが低くなりすぎて、これらの意識が希薄になってしまったのではないか。
ならば自動運転の車ならどうなのだろう
Google他いろんな企業が自動運転の車を開発している。
僕が疑問に思っているのは、自動運転の車に乗っていて、事故が起きた際、誰の責任になるのかということ。
まだ議論の段階である模様だが、ここがクリアにならないかぎり、自動運転車は普及しないだろう。
車のセンサーが感知できない対象物、死角から飛び出してきて止まることができなかった際の接触。
ぱっと考えるだけでもグレーゾーンは結構ある。
車の責任になるとしたら、本当は運転していたけれども、自動運転だったのでー、という言い訳も出てきかねない。
逆に、本当に車が悪かった場合も、どうやって証明するのかといった問題もある。
ルール作りや線引を考えるのは本当に難しい。
いたずらに便利な方向に向かい続けるのではなく、時には後退してもいいのではないだろうか。
後退というよりは別の方向というべきか。