aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】君の名は。/新海誠 私は、僕は、だれかひとりを、ひとりだけを、探している

星が降ってくるようだった

小説 君の名は。 (角川文庫)

新品価格
¥580から

話題の映画、小説版。

田舎暮らしの女子高生、三葉。

彼女は夢を見る。

その夢では自分が東京に住む男子高校生になっていた。

 

東京暮らしの男子高校生、瀧。

彼も夢を見る。

山奥の村で暮らす女子高生になる夢だ。

 

やがて二人は入れ替わっていたことに気づく。

交わることになった彼らはやがて壮大な運命に翻弄されていく。

 

彗星を鍵にした運命の物語。

時間は組紐のようにくっついては離れ、離れてはまたくっつく。

時間の流れという無常の存在に抗いながら、二人は生きていく。

 

映画もいいが、小説もいい。

どっちがいいとは決められない、むしろ両方とも見て欲しい。

映画にしか無い臨場感と、小説にしか無い奥深さが存在する。

続きを読む