aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】マスカレード・ホテル/東野圭吾 理系トピックが含まれていない東野圭吾の魅力が光る

今度の舞台は高級ホテル、刑事がホテルマンに扮し事件解決に奔走する

今回は理系の話ではない。

マスカレード・ホテル (集英社文庫)

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東野圭吾の中では珍しく、科学や技術といったテイストが盛り込まれていない

だが、相変わらずテンポはよく、スラスラと流れる物語にのめり込むのは間違いない。

 

本作はある高級ホテルが舞台となる。

そこで刑事が潜入捜査を行なう。

なぜならそこで殺人事件が起こるおそれがあるからだ。

 

警視庁捜査一課のエリート刑事がホテルマンに扮する。

ホテルの従業員たちの動揺は手に取るようにわかる。

 

そんな中、ホテルでは毎日不思議な事件が起こる。

刑事とホテルウーマンが協力しながら謎を解き明かしていく。

最後にはまさかというような仕掛けも待っている。

 

科学と哲学の問題を投げかけてくるいつもの東野圭吾も好きだが、

こういう異なったテイストの話も面白い。

 

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