【読書】マスカレード・ホテル/東野圭吾 理系トピックが含まれていない東野圭吾の魅力が光る
今度の舞台は高級ホテル、刑事がホテルマンに扮し事件解決に奔走する
今回は理系の話ではない。
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東野圭吾の中では珍しく、科学や技術といったテイストが盛り込まれていない。
だが、相変わらずテンポはよく、スラスラと流れる物語にのめり込むのは間違いない。
本作はある高級ホテルが舞台となる。
そこで刑事が潜入捜査を行なう。
なぜならそこで殺人事件が起こるおそれがあるからだ。
警視庁捜査一課のエリート刑事がホテルマンに扮する。
ホテルの従業員たちの動揺は手に取るようにわかる。
そんな中、ホテルでは毎日不思議な事件が起こる。
刑事とホテルウーマンが協力しながら謎を解き明かしていく。
最後にはまさかというような仕掛けも待っている。
科学と哲学の問題を投げかけてくるいつもの東野圭吾も好きだが、
こういう異なったテイストの話も面白い。
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