aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】ゴジラとエヴァンゲリオン/長山靖生 予定調和のゴジラと破滅の度合いを強めるエヴァ

ゴジラはただの子供向け怪獣映画ではない

ゴジラとエヴァンゲリオン (新潮新書)

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シン・ゴジラが公開されて話題になっている昨今。

僕は、ゴジラをちゃんと見たことがない。

エヴァンゲリオンで有名な庵野監督が作っているということで、

今回のシン・ゴジラを見たいと思っている。

 

そんな中、本屋さんで目にした本作。

映画を見る前に読もうと思い、即買してしまった。

 

そもそも、ゴジラ原水爆により生まれたことすら知らなかった。

ただの子供向け怪獣映画だと思ってなめていた面は大いに反省すべきだと感じた。

 

ゴジラエヴァンゲリオンといった特撮、SFの系譜とともに、日本の歴史を紐解くような本作。

たかが特撮、たかがアニメとばかにするのではなく、その背景にあるものに思いを馳せることで、

人は同じものを見ていてもえられるものは大いに違ってくる。

そう感じさせてくれる一冊であった。

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