aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】 少年探偵団/江戸川乱歩 やつを捕まえるのは僕らですよ明智先生

二十面相vs明智小五郎、再び相まみえる

少年探偵団: 私立探偵 明智小五郎 (新潮文庫nex)

新品価格
¥464から

少年探偵団のお膝元に黒い魔物があらわれた。
黒い魔物は、幼い女の子を次々と誘拐。
そして少年探偵団の小林少年を拉致した。
奴の正体とは一体何なのか。
 
霧のように消えてしまったヤツと明智小五郎は対戦する。
史上最高の名探偵 vs 世紀の大悪党華麗なる推理合戦。
 
江戸川乱歩といえば、もはや古典とも言えるかもしれない。
だが、人が感じる面白さというのは昔から何一つ変わっていない。
ミステリーサスペンスの最高峰。
むしろ昔からこんなに面白いものが描けるのかと思ってしまうほどだ。
続きを読む

【読書】蘇える変態/星野源 変態だけどそれがかっこいい

2016年逃げ恥で大ヒットした星野源

蘇える変態

新品価格
¥1,365から


主題歌のダンスは 留まるところを知らない人気となった。
そんな彼、実は多彩な才能を持っている。
そして壮絶な過去も抱えていた。
ものづくり地獄の音楽生活、俳優業の舞台裏、 そして闘病生活。
今の彼があるその裏側には様々な生き様が隠れている。
 
この本には彼の人柄、そして抱えていると思いと考えが書かれている。
彼の魅力を、そして彼の芯はどこにあるのかを知ることができるのかもしれない。
「地獄は相変わらず、すぐ側にある いや、最初から側にいたのだ」
この本を読んでから、もう一度彼の歌を聴きたくなった。
なぜ彼の歌は皆の心を惹きつけるのか。
その一端を 目の当たりにしたように感じる。
続きを読む

【読書】BACK 猟奇犯罪捜査官 藤堂比奈子/内藤了 敵はどこにいる?

藤堂比奈子シリーズ第7作

BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子<猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子> (角川ホラー文庫)

都心の総合病院で起きた大量殺人事件。
その病院は通常と違っていた。
なぜならそこには特殊な受刑者を入院させるための特別病棟があったのだ。
ねらわれたのは その病棟にいる受刑者であった。
そしてインターネット上では奇妙な書き込みが見つかった。
報道されていない内容がそこに乗っていたのだ。
そこには「スイッチを押すもの」という記述が見つかった。
その「スイッチを押すもの」とは中島保、彼のハンドルネームだった。
続きを読む