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aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】これは経費で落ちません/青木祐子 だいたいの社員は入社するとすこしずつずるくなる

たこ焼き代4,800円

これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)

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主人公は天天コーポレーションで経理を務める27歳女性の森若。

きっちりとした仕事と、それに見合った分の給与を貰い、身の丈にあった生活をしている。

 

彼女のポリシーは仕事は正直に、そして論理的に。

ウェットな関係ではなく、あくまで仕事と割り切って。

 

ある日、そんな彼女のもとに一枚の領収書が持ち込まれる。

内容は、「たこ焼き代4,800円」。

一枚の領収書から人間模様を見定める。

社内事情を知りたくなくても知ってしまう、それが経理。

そんな経理のお仕事小説。

自分を律することができるか 

「だいたいの社員は、入社すると少しずつずるくなっていき、三年か四年でその人なりの要領が完成する」

人間は、初めてのところに入ると緊張感を持っている。

だから、自分の行動、一挙手一投足に細心の注意を払っている。

だが、徐々に馴れてくると、その中に甘えが生じる。

誰かに言われるわけでもなく、自分の裁量でできてしまうことがある。

その中で自分を律することができるか。

 

 

人間には適材適所がある

「誰もが数字に強いわけではない」

森若の信条である。

皆がすべからく正確な仕事が出来るわけではない。

人によって得意不得意があるのは当然である。

だからこそ、適材適所という言葉があるのであって、会社はそれをベースに作られている。

人に求めすぎてはいけないし、頼るところは頼ってしまうべきだ。

 

裏切られないためには、信じなければいい

「他人にこうあってほしいと願うのは、不幸のはじまりだ」

自分の思いを他人に押し付けすぎ、不幸になるのは自分自身だ。

なぜなら、自分の中の思い通りにならないと、相手のことを嫌いになったりする。

自己嫌悪に陥ったりもする。

だからこそ、ある程度の距離をおいて付き合っていくことが大事なのだ。

強く望む相手は、限られた人になるのが当然である。

 

不安という人間本来の感覚を忘れずに

「それは、なんだかいけないことのような気がして」

脳の中にアラームがある。

感覚的に間違っていると感じること、おかしいと感じること。

それを見逃してはならない。

直感的に違うと感じた場合は、彼らは何をするべきなのか。

自分の直感を信じて、確かめることだ。

それができなければロボットと何も変わりはしない。

 

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