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aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】マスカレード・イブ/東野圭吾 人の仮面に関わる職業、ホテルマンと刑事

マスカレード・ホテルシリーズの第二弾

マスカレード・イブ (集英社文庫)

新品価格
¥648から

刑事とホテルウーマン、それぞれの前日譚。

 

短編が4作、それぞれに彼らの良さがつまっている。

ホテルに泊まる人々の仮面を守るホテルウーマン。

犯人がかぶっている仮面の下を暴く刑事。

対極にいる二人の共通点は仕事に対する熱い思い

 

読みやすく、テンポの良い一冊。

 

 

距離感を保ちながらお客様のためにする仕事

「人の役に立ちたいと思ってこの職業を選んだのだが、あまり相手に関心を持ちすぎてもいけないとは」

ホテルウーマンの発言。

お客様のために、お客様のことを知りたいと思うが、

仮面を剥がしてしまってはならない。

プライバシーを守りながら相手に刺さることをしてあげなければならない。

距離感を大事にする職業とはこういうことだ。

 

「お客様を信じるなら、とことん信じる。中途半端なことはやめなさい」

仕事において中途半端は最も嫌われる。

やるならやる、やらないならやらない。

そもそも仕事を選ぶ過程で、やりたいと思っている仕事を選んでいるはず。

入りたい会社ではなく、やりたい仕事というものを見つけることが重要なのだ。

あなたの仕事は何ですかと聞かれた時に、会社名を答えるのは極めて日本人的な発想である

 

「お客様の顔を見ながら、この方に何をしてあげられるだろう、自分は何を期待されてるだろうって考えるの」

すべての仕事において考える事。

何をしてあげられるのか、そして何を求められているのか。

思いが価値を生み出し、社会の役に立てるのだ。

 

 

ブレイクスルーを求めて

「夢を追わなきゃ新しい道は拓かれないと考えていたんですが」

会社に入って、夢ばっかり語っていてはいけないと言われたことがある。

だけど、夢を持たずして仕事をやる気力は僕にはない

だからその上司とは全く反りがあわなかった。

せっかく仕事をするのだから、目的はお金以外にあって欲しい。

それこそが、モチベーションの源泉であり、会社だけではなく社会のためになるのだ。

 

「たとえどんなに見下げ果てた人間であろうとも、それがホテルの客ならば、彼等が被っている仮面を守るのが自分たちの仕事なのだ」

 

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