【読書】イーロン・マスク 未来を創る男/アシュリー・バンズ 日本の大企業との違い
経営者として名高いイーロン・マスク
テスラモーターズ、スペースXと話題に事欠かないイーロン・マスク。
どんな人だろうと思い、手に取る。
日本の大企業における閉塞感の原因がはっきりと見て取れる。
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「アトムとビットを融合させることで驚くべき成果をあげている」
IoTの概念がまさにこれだろう。新時代のものづくりの源泉。
「標準的な決済機能をネットの世界に持ち込み、
いくつもの斬新なコンセプトで銀行業界に新風を吹き込んでいく」
単純な技術力を適用させることで、新たな価値を作り出す。
技術力だけでなく、事業を創る力がこれからの時代に必要とされる。
「人生で意義のあること、いつまでも世の中に残ることをしたい」
いつまでたっても自分のやりたいこと、軸を忘れないことが本当に重要なのだと思う。
「海外業者に依存することは弱点と捉えている」
日本の大企業はそろそろ海外依存をやめるべきだと思う。
企業の軸、そこを外注して失ってしまうことが企業自体を失うことと等しい。
「上場企業は株価の動きに一喜一憂することに気を取られ、素晴らしい製品を作り出さなくなります」
株価という幻想に縛られて、何もできなくなっている日本企業はそろそろ変革が必要。
そもそも株式会社にならなくてもいいんじゃないか。