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aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】デボラ、眠っているのか? /森博嗣 ざっと百年といったところか

ウォーカロンが人間になるまで、どれくらいか

デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping? (講談社タイガ)

新品価格
¥745から

古い修道院でスーパーコンピューターが発見された。

そしてそれを守る生殖可能な一族も一緒に。
ナクチュの頭脳は再起動、失われていたネットワークの再構成、新たに明らかになるトランスファーと言う細かなプログラム。
生命体というのかもしれない。
それらによりハギリは導かれる。
その先に何が待ってるのか。
この世界はどこへ行くのか。
そして何が幸せなのか。

やりたいことはどこにあるのか 

「やらなければならないことはつまり、やりたいことの少し手前にあるもののことだ」
こう考えることでやりたくないことをやるモチベーションが生まれる。
こう考えられることならばいい。
ではそう考えられなかったとき会社員はどうすればいいのか。
そういう場合は部署を異動したり、会社を辞めたりすればいいのだ。
結構簡単なこと、だけどなかなか難しいこと。
難しいと思っているだけのこと。
 

 

若いゆえの感性を消してはならない

「年齢を重ねると珍しさも新しさもどうしても弱くなってしまう。心を動かされるようなことがなくなってしまうのだ」
若さ故の感性の鋭さというものを的確に表している。
若いからこそという言葉を免罪符にして、理想を語ってもいいじゃないか。
理想を語れない若者なんて意味はないし、そんなもの使えないおじさん達と同一なのだから。
おじさん達の仕事というのは、若い人たちの理想論と現実をマッチングさせ、 いい方向に導いていく。
それが仕事なのであって若者を虐げることではない。
 

他人との関係、そして社会

「一人で育つなら邪悪なものにはならないのではないかな」
正義も悪も、相対的なもの。
自己顕示欲も意地も、他者の存在があるからこそ生まれてくるものだから。
一人で育った場合、悪は生まれてこない。
他者との関係性の中で初めて、それが顕在化するのだ。
極めて刺激的かつ、はっとさせられる文章だと思う。

「 ざっと百年といったところか」

 

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