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aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】人工知能/Harvard Business Review 世界の知を結集した最先端の論文集②

人工知能がビジネスをどう変えるのか

人工知能―――機械といかに向き合うか (Harvard Business Review)

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前回記事の続き

人工知能はビジネスをどう変えるか

「今後マネジメントの重要な仕事の一つは、モノ・カネ以前に人間はどこで価値が生み出せ、どこにキカイとデータの判断に任せるべきかを判断することになる」

今までは経営の下につくのは人間、その下にコンピュータという形であった。

これからは経営の下に人間とコンピュータが並列になる部分も出てくる。

その配分、適材適所を考えるのはもちろん人間である。

そういう仕事が増えてくるのだから、今までの働き方では対応できないかもしれない。

波に上手く乗ることが必要なのだ。

 

「異常検知時に、すみやかにその重要性を判断し、正しく、そして厳しい問いを投げかけ、原因を解明し、調整し、ガイドしていくのかがマネジメントの重要な責任になる」

まさにその通りではないだろうか。

作業からそれを見守るマネジメントの側に回る。

それが慣れていない人はイメージしづらいかもしれない。

どこまで他人に任せられるか。

今度はその先がコンピュータになるだけ。

 

 

ディープラーニングで日本のものづくりは復権する

「2013年以降、三度目のAIブームが到来した。それが機械学習・表現学習の時代である」

AIのブームは今回が初めてではない。

今回のブームは機械が自分で学んでいくこと、ディープラーニングがキッカケだった。

コンピュータが自分の中にインプットしている知識の中から新たなことを学ぶ。

機械が特徴量を作り出す時代がくるかもしれない。

 

「すでに顕在化しているニーズに対して、より効率的な方法を追求するのは得意である」

日本人のものづくりは職人のノウハウが中心である。

その職人がもつ特徴量を機械が学ぶことができたら。

日本の強みが再度、活かせるのではないだろうかと著者はいう。

ものづくりにおける人と機械。

日本が世界に復権する日も近いかもしれない。

 

⑤アリババの戦略はアルゴリズムに従う

「組織がアルゴリズムの原理を応用し、現状に即してビジネスモデルや経営資源の配分プロセス、組織構造に、たえず調整を加える方法である」

「組織の仕組みの中に、調整する能力を織り込んでいかなくてはならないのだ」

人工知能を構成するアルゴリズムを経営に適用する。

今の変化が大きな時代には、組織として機動的であることが求められる。

事業の環境に対して、常にチューニングしながら戦略を実行することが必要であり、そのロジックを経営に入れてしまえばいいのだ。

 

「複雑さを極める動的な環境では、戦略にたえず見直しをかけるセルフチューニング型アプローチが求められる」

戦略の策定というものは変化を伴う環境に対応する必要がある。

策定しただけでなく、絶えず見直しを行い、セルフチューニングする。

見直しに時間がかかるのでは本末転倒。

動きながら、自分で軌道修正していくような、ロジカルさを有する経営が求められる。

人の頭というものが介在しないほうがいいのかもしれない。

 

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