aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】月物語/西尾維新 100%趣味で書かれた将説です

3月のライオン12巻の特装版として、西尾維新の小説がついてきた

3月のライオン 西尾維新コラボ小説付き特装版 12 (ヤングアニマルコミックス)

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物語シリーズ羽川翼3月のライオン、桐山零が出会う。

将棋会館の前に現れた羽川翼

零は思わず話しかけてしまう。

 

彼女は将棋盤を題材にした暗号を説くためにやってきた。

不思議な盤面に零は絶句しながらも、翼とともに解き始める。

 

物語の世界観や毛色が全く違う両作品が織りなす物語。

本編とは全くの別物と考えるのがよい。

だが、面白い。

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【読書】クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識/西尾維新 手段が目的なのか、目的が手段なのか

手段が目的なのか、目的が手段なのか

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)

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西尾維新戯言シリーズ第2弾の本作。一作目はこちら↓。

aichikenmin-aichi.hatenablog.com

主人公のぼくと、殺人鬼が初めて出会う。

同族嫌悪、似てるがゆえのつかず離れず。

 

本作は主人公と大学の友だち(知り合い)が巻き込まれた事件。

コミュニケーション能力が著しく欠けているぼくに近づく葵井巫女子。

ハイテンションかつ、ハイセンスなギャグが嫌いじゃないです。むしろ好きです。

 

目的と手段が同じになってしまった人が出てくる。

手段が目的なのか、目的が手段なのか。

それは悪いことなのか、むしろ赦しであろうか。

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【読書】クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い/西尾維新

混物語つながりで

先日、傷物語の映画を見て、特典の混物語で改めて西尾維新の面白さを再確認。

そして、本棚から引っ張り出してきたのがキッカケで再読。

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

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西尾維新はテンポがいい、そして、僕の厨二心をくすぐってくる。

だが、登場人物が吐くセリフの中には、心に刺さるものが結構ある。

 

本作は、戯言シリーズの第一作。

機械いじりの天才少女と斜に構えている少年の物語。

島の別荘で殺人事件、島にいるのは天才たち。

不思議な謎と思いがけない真実がたちはだかる。

 

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