aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

名言

【読書】小暮写真館1/宮部みゆき 信じるモノは写真の中に見えてくる

宮部みゆきの小暮写真館、第一巻。主人公は変わった家族。昔、写真館だった土地を買い取り、建物をそのままで住み始めた。そこには不思議な写真が持ち込まれるようになり・・・。

【読書】負けてたまるか 国産旅客機を俺たちが作ってやる/小西透 下請けからの脱却 

小西透の負けてたまるか 国産旅客機を俺たちが作ってやる。日本は国産旅客機を作る力があるのか。それほどまでに困難な航空機製造、それを成し遂げることで再び日本は希望を取り戻す。

【読書】イノベーションはなぜ途絶えたか/山口栄一 昔は技術大国、今は見る影もなし

山口栄一のイノベーションはなぜ途絶えたか。停滞が目立つ日本企業、そして日本。不足しているのは、技術を理解している経営者。

【読書】総理の夫/原田マハ 全力でついていきたい、そう思える総理がここに

原田マハの総理の夫。信頼できる総理大臣とはどういう人だろうか。真っ直ぐに誠実に、信じられる人間とはどういう人だろうか。その答えがここにある。

【読書】貘の檻/道尾秀介 読者に考える時間と空間を与える、それが小説なのだ

道尾秀介の貘の檻。皆が少しずつ少しずつ誤解をして生まれた結果が32年後に明らかになる。ミステリーの枠組みを超えたミステリー。どれだけ超えるかは読者次第だ。

【読書】 依頼人は死んだ/若竹七海 このミステリーがすごい!

若竹七海の依頼人は死んだ。このミステリーがすごい!の次点に選ばれたのがこのシリーズの一冊。連作という美しさと構成の妙がページを捲ることを止めさせない。

【読書】インフェルノ(下巻)/ダン・ブラウン ダンテはどんな過酷な試練にも耐える人間の強さを表す

ダン・ブラウンのインフェルノ(下巻)。科学的思索と宗教的信仰のあわせ技。世界を危険に晒したのは誰か、犯人を犯人にしたのは誰か。世界を危険から守る手立ては無かったのだろうか。

【読書】インフェルノ(中巻)/ダン・ブラウン 世界を、人類を救うために

ダン・ブラウンのインフェルノ(中巻)。ダンテのマスクを探しに向かったラングドン達。そこで見たものは、昨日自分が盗みを働いていた映像であった。世界を救うために、彼らは走る。

【読書】インフェルノ(上巻)/ダンブラウン ダ・ヴィンチの次はダンテ

ダンブラウンのインフェルノ(上巻)。またも主役はラングドン教授。そして物語の鍵をにぎるのはダンテの神曲。歴史とミステリーのあわせ技。好奇心と興奮が止まらない。

【読書】 少年探偵団/江戸川乱歩 やつを捕まえるのは僕らですよ明智先生

江戸川乱歩の少年探偵団。二十面相vs明智小五郎、再び相まみえる。娯楽小説の裏側にある探求者にあなたは会えるだろうか。

【読書】蘇える変態/星野源 変態だけどそれがかっこいい

星野源の蘇える変態。2016年逃げ恥で大ヒットした星野源。そんな彼の多彩な才能と壮絶な過去。彼のものづくりの源泉とは。変態、だけどそれがカッコいい。間違いなくファンになる、そんな一冊。

【読書】BACK 猟奇犯罪捜査官 藤堂比奈子/内藤了 敵はどこにいる?

内藤了のBACK 猟奇犯罪捜査官 藤堂比奈子。都心の総合病院で起きた大量殺人事件。そこには「スイッチを押すもの」という記述が見つかった。

【読書】百舌の叫ぶ夜/逢坂剛 人気ドラマMOZUの原作

逢坂剛の百舌の叫ぶ夜。人気ドラマMOZUの原作。警察と公安、そしてテロリスト。物語が進むにつれ、三者が複雑に絡み合った関係をみせる。

【読書】みかづき/森絵都 塾と学校、それらは太陽と月である

森絵都のみかづき。塾に、教育に、すべてを捧げる家族の物語。塾と学校、それらは太陽と月である。営利企業の限界というものをまじまじと見せつけられる1冊。

【読書】森に眠る魚/角田光代 母親たちの孤独、現代人の孤独を描く

角田光代の森に眠る魚。ママ友の世界が見せる現代の孤独。そして大衆への迎合の心地よさとそこから逸脱することへの恐怖が描かれる一作。

【読書】サーモン・キャッチャー the Novel/道尾秀介 君の人生は、たいしたものじゃない。でも、捨てたものでもない。

道尾秀介のサーモン・キャッチャー the Novel。道尾秀介のコミカルな、かつ登場人物たちが少しだけ前向きになれる物語。

【読書】エリートの転身/高杉良 起業、転職、左遷、解雇。

高杉良のエリートの転身。起業、転職、左遷、解雇。この本には、何かを持っている男たちの生き様が描かれている。一度振り返るきっかけに。

【読書】夜行/森見登美彦 「彼女はまだ、あの夜の中にいる」

森見登美彦の夜行。夜の夢、それは儚いものである。10年ぶりに集まった彼らは、昔話を始める。夜の中に閉じ込められた彼女はどうしているか。

【読書】語彙力こそが教養である/齋藤孝 語彙が豊かになれば、見える世界が変わる

齋藤孝の語彙力こそが教養である。大人になったら語彙力はつくのだろうか。いや、身につけるために努力せねばならない。大人になるということとは。

【読書】代償/伊岡瞬 憤怒がここにある

伊岡瞬の代償。一人の人間によって狂わされた人生。いつまでも追いかけて追い詰められる主人公に救いはあるのか。

【読書】武士道エイティーン/誉田哲也 「私の剣道は、やっぱり、どんなに勝てても、邪道なんだよ・・・」

誉田哲也の武士道エイティーン。最後のインターハイで、決勝にて対戦を目指す二人。そして彼女らの周りにいる人々も魅力的な人々はたくさんいる。

【読書】首折り男のための協奏曲/伊坂幸太郎 「もし、その時に、神様が見ていればね」

伊坂幸太郎の首折り男のための協奏曲。魅力的な短編集、同じ世界で繋がり合うそれぞれの物語。読み終わった後の世界は少しだけ変わって見える。

【読書】決断力/羽生善治 責任あるポジションで、人はどう決断を下すべきか

羽生善治の決断力。将棋界の絶対的王者、羽生善治。彼の言葉は、将棋だけでなくすべてに活かすことができる。責任あるポジションで、人はどう決断を下すべきか

【読書】雪煙チェイス/東野圭吾 雪山を舞台とした容疑者と刑事の追いかけっこ

東野圭吾の雪煙チェイス。雪山を舞台とした容疑者と刑事の追いかけっこ。犯人に疑われた主人公、彼のアリバイを証明するのは雪山の美人。彼女を探しに雪山へ。

【読書】武士道セブンティーン/誉田哲也 「あ、私、剣道はもう、やんないかも」

誉田哲也の武士道セブンティーン。早苗は転校、そして別々の道を歩むことに!?剣道に青春をかける少女たちの物語はまだまだ続く。武士道を目指して。

【読書】蛍/麻耶雄嵩 「蛍が止まらない」

麻耶雄嵩の蛍。館で大量殺人を行った作曲家は、「蛍が止まらない」という謎の言葉を残した。10年後、その館で再び何かが起こる。

【読書】財務3表一体理解法/國貞克則 貸方借方よくわからないけど会計の勉強をしたい人に

國貞克則の財務3表一体理解法。会計の知識を身に付けたい。だけど簿記はよくわからない。まず具体例で概念を知りたいんだという人にオススメ。有報読めるようになります。

【作品リスト】大きなものに立ち向かう勇気と優しさを教えてくれる作家、伊坂幸太郎

大きなものに立ち向かう、そしてねじ伏せられる市民、でも諦めない。そんな物語を描く伊坂幸太郎。

【読書】さよならの代わりに/貫井徳郎 「実はあたし、未来から来たのよ」

貫井徳郎のさよならの代わりに。タイムスリップをした女の子が主人公の前に現れる。青春SFと見せかけた、徹底的に無意味という苦しさを見せつける物語である。

【読書】コンテクスト・オブ・ザ・デッド/羽田圭介 俺の思考は、本当に俺の思考だったか?

羽田圭介のコンテクスト・オブ・ザ・デッド。街にゾンビが現れる。しかしながら人々は他人事。なぜなら自分が当事者になることを認めたくないから。見たくないことを見ない現代社会への痛烈な批判を含んだ小説。