aichikenminの書斎

20代サラリーマンが、読んだ本と、心に残った言葉、その時考えたことを徒然なるままに書き留めたもの(金融、理系、工学、航空機、読書)

【読書】技術の進歩に取り残されないために。科学技術に親しみを持てるオススメの十冊ほど

機械に仕事を奪われる?仕事しなくていい?

昨今、科学技術の目覚ましい変化が世間を賑わしている。

身近なところで言えばインターネットで何でも知る事ができたり、ひいては人工知能という言葉が身近になってきたりと、日々のニュースに事欠かない。

しかしながら、技術の中身や、それによる影響などはあまり積極的に考えることがない。

なぜならば科学技術は身近ではないと感じてしまうから。

 

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だが、便利なものについて無知なことは恐怖である。

自分でやっていた作業をアウトソースするわけであり、そのアウトソース先がどのような仕組みで行っているのか、知りたくはないだろうか。

そしてそれにより人間の生活がどう変わるのか、理解したくはないだろうか。

 

 

親しみづらい科学技術を親しみやすい小説や分かりやすい新書を中心にして攻略していくのはどうだろうか。

そんな作品たちを十冊ほど、紹介する。

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【読書】月物語/西尾維新 100%趣味で書かれた将説です

3月のライオン12巻の特装版として、西尾維新の小説がついてきた

3月のライオン 西尾維新コラボ小説付き特装版 12 (ヤングアニマルコミックス)

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物語シリーズ羽川翼3月のライオン、桐山零が出会う。

将棋会館の前に現れた羽川翼

零は思わず話しかけてしまう。

 

彼女は将棋盤を題材にした暗号を説くためにやってきた。

不思議な盤面に零は絶句しながらも、翼とともに解き始める。

 

物語の世界観や毛色が全く違う両作品が織りなす物語。

本編とは全くの別物と考えるのがよい。

だが、面白い。

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【読書】問題は英国ではない、EUなのだ/エマニュエル・トッド 21世紀の新・国家論と題した本作

今まで数多くのデータに基づいた予言をしてきたトッドの最新作

問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論 (文春新書)

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¥896から

イギリスがEUを離脱することの意味を彼は西側システムという概念の終焉だと語る。

自由主義個人主義の筆頭であったアメリカ、そしてイギリス。

世界をリードしてきた資本主義の片翼をになっていたイギリスは、何を憂いたのか。

それは、イギリス人にとってに自由の観念が血肉化されているから。

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